ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『アーロと少年』をトーホーシネマズ六本木2で観て、素晴らしい映画に泣きながらひねくれた妄想もするよふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★こんなんで泣かんで何で泣くんやあ】
って事で大変涙腺の崩壊しやすいお爺ちゃんになってる今、これは泣く。
今まで映画の中で語られてきた「出あいと別れ」と何ら変わらない。
例え、主人公が夜店で売ってる蛍光緑のゴム人形のような恐竜君であってもだ。

隕石がぶつからなかった仮定の世界での人間は原始動物扱い。
主人公の恐竜アーロが人間の子供を「スポット(日本でのポチに相当する)」と名付けた事から、この人間の子供は姿形は人間だが、実に「犬」その物である事が分かる。
なので、これ仮定の恐竜世界ではなく、単に大昔、原始時代に設定を移せばCGキャラクターだけ人間と犬に置き換えて、もう一本作れるに違いない。そんなのもチャレンジングな試みとして面白いと思う。ってのを進めたくなるくらい背景美術が秀逸。

アーロが旅の途中で会うティラノ親子たちがイカす。
逆にそのティラノ親子の簒奪者である始祖鳥や翼竜は、とても気味が悪い。

アーロの一家が農業、ティラノの一家が牧場を経営しているのに対して、
始祖鳥や翼竜は自分たちで物を生みださない。
始祖鳥は強盗。翼竜は火事場泥棒みたいにして生計を立てている。
だが、もうちょっと抽象的に、彼等の職業を置き換えてみると、彼等は彼等の文明社会において、物を生みださずに富を得る者であると解釈できる。
細かい事は抜かすが、キリスト教の戒律において、賎業とされた職種に「金貸し」がある。自らが額に汗かかず、収穫だけ得る者、『ベニスの商人』のシャイロックに代表される、キリスト教の人間が手を出さない為、ユダヤ人が行っていた浅ましい職業。これらを元にユダヤ人は大金持ちになってユダヤマネーで世界を裏から支配してる、なんて言われるようになったのだ。そして、ハリウッドの映画会社はほぼユダヤ資本。なので、手を動かしてアニメを作成しているスタッフが金勘定だけで儲けてるメジャートップを批判しているのなら面白いな、と思い付いたのだけど、実は『アーロと少年』を作成したピクサーの親会社ディズニー・カンパニー、というより創業者のウォルド・ディズニーは反ユダヤで、ユダヤ人を雇用しなかったらしい。あああ、余計な暴走をして、知らんでいい事を知ってしまった。


【銭】
映画ファン感謝デーで1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
アーロと少年@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
アーロと少年@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS 恐竜が人間同士を交配させるとか考えに及んで病んでるなと自覚した。
PS2 あっ、インド親子の短編も好きよ。
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