ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ゴジラFINAL WARS』を神保町シアターで観て、俺は菊川怜ちゃん好きよふじき★★★★

特集「シン・ゴジラ映画総進撃」から1プログラム。

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▲見返りゴジラ。背びれが重すぎだろ。なんぞ刺さってるみたいだ。

五つ星評価で【★★★★ゴジラっぽくはないけどいい馬鹿騒ぎです】
公開12年目にして見直し。
ゴジラの映画ってゴジラが中心に鎮座してないとゴジラっぽくないのだけど、
この映画のゴジラは安い何でも屋のようにあちこち引きずり回されてこき使われて
最後にいくばくかの代金を請求しようとしたら子供を楯に取られて泣く泣く
田舎に帰るような、、、、そりゃゴジラ映画じゃないよな。

同じようにゴジラ濃度の薄いゴジラ映画はビオランテだと思うけど、
あれは演出がゴジラっぽくないだけで、物語の中心は泣けるほどゴジラである。

でもまあ、これはこれでおもろい。
俺、北村龍平監督の知能指数の低げな所が好きだわあ。
怪獣映画なのに自分の好きなものてんこ盛りに入れて
反省してなさそうな所が母性本能くすぐってマダムとかに好かれそう
(母でもマダムでもないっす)。
現場でプロデューサーにいろいろダメ出しはされてるらしいのだけど、
北村龍平は強いプロデューサーか正しくダメ出ししてなんぼの監督だと思う。

やけくそのように怪獣がバリバリ出てくるのと(の割に対決は御座なり)、
無意味にキャスター&ドクター姉妹が美脚でセクスイーなのがたまらん。
菊川怜の東大卒以外、キャラと身体しか取り柄のない爆弾的存在感。
水野真紀は「お・も・て・な・し」と言ってトップレスくらいになってほしい。
水野真紀が宝田明をペテンにかけるシーンは今だったら
宝田が宇宙人じゃなくてアルツなんですという自然な言い訳が出来る。
アルツついでに宝田明に「ほう、この子があなたのバター犬ですね」
とか言ってもらって真っ赤になった水野真紀が見たい。

北村一輝が全て口に出してしまう『猫侍』みたい、かつ、
『ドラゴンボール』のベジータで、既存のゴジラ映画にないキャラで、
ラスト一発らしい狂い咲きだったなあ。
『テルマエロマエ』もそうだけど、北村一輝の演じた人間は
全て根の所で繋がってる気がする(ってそれは北村一輝ってだけか)。

主役(そうだった)の松岡昌宏とケイン・コスギの肉体労働的な
キャスティングも今までのゴジラ映画にないなあ。なくてもいいけど。
ドン・フライには思い入れも何もないのだけど、
牢破りに同行した美女二人を見て「お土産まで持ってきて」と
とことんセクハラ発言したのが気持ちよかった。
松岡昌宏よりはドン・フライの方が主役っぽいな。

ドン・フライもゴジラ映画に注ぎ込まれた妙な血だが、
エンディングのキース・エマーソンが無茶苦茶「そうじゃないんだよ感」が強い。
あの曲一曲だけ独立して聞くと普通にキース・エマーソンの曲なんだけど、
ゴジラの曲にはなってなくて、祭の終りみたいにテンションが下がる。

ガイガンがとっても好意的にブローアップされてるにも関わらず痩せぎすで、
東宝怪獣はでっぷりしてて人間のフォルムを想起させない所がいいんだけどなあ。
元のガイガンが狂気のオヤジなら、新ガイガンは神経質な浪人生みたいな印象。
あと怪獣ではジラ(エメゴジ)とキング・シーザーが良かった。
どっちもフォルムが変で違和感強いのが逆にこの変な映画の中では活きている。
キング・シーザーなんて足が長くてまんま人間みたいな動きなのが新鮮。

カイザーギドラは、、、、、その前段階のモンスターXがかっこ悪くて。
ウルトラセブンの宇宙人みたいなデザインでゴジラに勝ってもらっては困る。
完成形については初見時「そう来るのね」とは思ったが驚かされた印象はない。
落ち着く所に落ち着いた間の方が強くて、それなら最初からその形で良かった。

ラストシーンの泉谷しげると須賀健太とミニラという家族的なゆるい顔の組み合わせは松竹映画っぽいと言おうか、サザエさん的と言おうか。この二人一体で帯の5分番組くらい作れそうである。別に見たい訳ではないけど。


【銭】
神保町シアター正規入場料金1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ゴジラFINAL WARS@ぴあ映画生活
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