FC2ブログ

ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ゴジラ2000ミレニアム』を神保町シアターで観て、西村雅彦が良かったりするぞふじき★★

特集「シン・ゴジラ映画総進撃」から1プログラム。

133765_1
▲ただ何となくそこにいるゴジラ。

五つ星評価で【★★後半の怪獣プロレス以降はテーマも迷走。でも今とのギャップは楽しめる】
公開17年目にして見直し。
もっとかなりはっきりつまらないのかと思っていたが、そこそこ面白く見れてしまった。それでも通してみると「何か変な映画だなあ」とつぶやかざるを得ない。

今回のはゴジラ目線で見ると、
自分のシマ内をいつも通りブラブラしてたら、
変な石野郎にインネン吹っ掛けられたので、
その息子ともどもギッタギッタにしてやったぜ。完全勝利でエンドだ、いえーっ。
ビーバップハイスクールか、お前!

ゴジラが退治されないで、帰るでもなくいきなり終わるエンディングってコレくらいじゃない? そのエンディングの後、「ゴジラ2001製作決定」とか出る。そんなこと先を制して考えるより、今、ちゃんと映画を終わらせる事を考えようよ。

割とゴジラについてはこの映画は良い。首が太いなあとか思うがまあ良い。
近景でも遠景でも割といいショットがある。

問題は敵側。
敵が単に石っころと言うのは見せ方も斬新で実は面白かったと思う。
問題はこの石が人間の電子データをハッキングしてから、
その情報を元に大気の組成を変えたり、ゴジラの情報を得たりするのだ。
何かダサイ怪獣だな。そんなの有無も言わさずやればいいのに。
で、そいつがモニターとか操って勝利宣言とかする。
画面に浮かぶ「millennium」の文字、
怖そうなフォント選ばれてるのが逆にダサい。
『ガンツ』みたいに「くだちい」とか言ってくれた方が逆に怖い。

石が身体を持たない知能生物らしい事が分かり、
不死身のゴジラ細胞から自己の肉体を再創生しようとするが、
ゴジラ細胞はゴジラの身体にしか根付かないのだ。
そこで知能生物は嫌が応にもゴジラ化していってしまう。

「ゴジラ」と「ゴジラ’」の戦い。
そこに「ゴジラ’」の勝機はないが、何故ないかは明確にされない。
「自分の身体をゴジラ化するあまり、オルガは知能を捨て去った
 闇雲に立ち向かうだけではゴジラには勝てない。
 奴は生き残る為に最大の武器を捨てたのだ」くらい言わせればいいのに。

阿部寛が最後に叫ぶ「ゴジラーーーっ」は今、見直しても全く意味が分からない。

一番かっこいいのは自衛隊隊員でミサイル戦の指揮を執る西村雅彦
(古畑任三郎の今泉くん)。もう、徹頭徹尾、軍人にしか見えなかった。
ただ当時は古畑任三郎バリバリだった時代なので、劇場で笑いが起きたそう。
いやあ、いい演技してるんだけどね。

オルガは人類の電子情報にアクセスして、
物凄い万能の存在にでもなったかのように描写されるが、
それはまだ1999年という時代だったからだろう。
今、2016年の自分には、ネット空間に叡智が集まっているとは思わない。
ツイッターとかFBとか屑データばっかりである。
1999年にはまだ電子情報にアクセスできる人間が少なく、
この頃は比較的にいいデータがあちこちのサーバーにあったのかもしれない。


【銭】
神保町シアター正規入場料金1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ゴジラ2000・ミレニアム@ぴあ映画生活

PS ゴジラを災害として扱い、観測しながら、生命体としては生かしておく
 「ゴジラ観測ネット」という考えもインターネットの並列性が徐々に
 浸透してきた時代を反映してて面白い。
 ただ、ドラマとしてはそんな甘っちょろい考えの村田雄浩を地獄に落とすべく、
 ゴジラが娘を殺してしまうくらいやれれば話は面白くなったろうに。
PS2 ゴジラの調理法は「レア」「ミディアム」「ミレニアム」から
 お選びください。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://fjk78dead.blog.fc2.com/tb.php/4721-093fd97a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)