『スーサイド・スクワッド』『にがくてあまい』『planetarian星の人』を観て、みんなそれぞれ中々じゃんふじき
- Date
- 2016/11/12/Sat 00:25
- Category
- 映画(ライブドアブログ時代)
同日鑑賞三本を忘れないうちにできるだけ短評で(と書いてから時間が経ってもた)。
◆『スーサイド・スクワッド』トーホーシネマズ新宿5

▲やっぱこの娘やねんな、この映画は。
五つ星評価で【★★★つまんなくないじゃん】
かなり酷評が渦巻いてて「あの予告編からそんなにつまんない映画を作れるなんて逆に難しいよなあ」とか「予告編作った人凄く才能あるのか」とか思ってたが、まあ、悪評ほど最悪につまらなくはない。ただ、無条件に「最高!グッジョブ!面白い!」と言うにはあちこちパーツが欠けてるみたいな状態だった。
「ダメ」って人は「みんな悪党の癖して、何あまっちょろい感傷に浸ってやがるんだ」という意見で、バーに入って、みんなで傷を舐めあった挙句、盛り上がって巨悪を倒しに行ってしまうシーン辺りに、悪役としての美学を感じないらしい。奇しくもそのシーンにはこの映画きってのイカレポンチ、ジョーカーは場を共有していないのだけど、彼がその場にいたらそんな甘い言動は一笑にふしただろう。ジョーカーって言うのはそういうキャラだ。まあ「悪役の前に人間だ」ってのもジョーカー以外ならいいんじゃないの? ワニの人なんて「あんななのに人間だ」って部分がチャーミンクな訳だし。
さて、基本こういうビックリ人間大集合映画は好きよ。
銃撃つ人、火を噴く人、水の中ぬろろろろろん、とそれぞれ見せ場が用意してある。
その中でもマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインが魅力全開だ。
メインの流れはウィル・スミスのデッドショットなのだが、最終的にはハーレイ・クインのプロモーションビデオみたいな映画になった。ブーメラン男と紐男なんてつまんない役回りだし、鰐くんと火吹き男はまずまずだけど、敵に対する戦力がバラバラなので、ここに頑張ってもらうしかないという裏事情も透けて見える。
あと黒くてあくどい女上司。あーいう人がぶんぶん豪腕を振り回せる状態がアメリカ政府のブラック企業っぷり(下の奴隷労働の上に上がアグラ)を露呈している。
今一つ「ぽわーん」とした感じが漂うのは、ラスボスを倒す時の爽快感が1ランク下だったからかな。ラスボスがやりたい事も凡人の私どもには今一つ分からない感じがありましたし。そのラスボスが操る下っ端とかよう設定が分からなかったり。こういうのは緻密にやらないといかん。にしても、純粋にパワーやテクニックだけ取り出せばラスボスに自決特攻隊は誰一人敵わない筈なのだ。だからこそ、ドカーンと一発納得できる勝ちで終わらせなければいかんかった。多分、そこはジョーカーにご登場願うのが一番納得できる落とし所だと思うのだけど。
まあ、いろいろ問題があるDCブランドだけど、スーパーマンが出てる前の二つよりは、このチンケな悪いのがガヤガヤやってる映画の方が好きだ。
PS 最初に出た横組みのチラシのビジュアルがかっこよかったので、
後から出た縦組みのチラシのビジュアルは滓。
◆『にがくてあまい』トーホーシネマズ新宿8

▲ホモを男装でたぶらかそうというくだらないシーン。
五つ星評価で【★★★川口春奈大好き】
最終的に「どうよ!」という話で言えば「川口春奈好きよ!」としか言いようがない。
原作未読。
適当な生活を送ってる野菜が苦手な川口春奈に何故かいいように扱われてしまう、ベジタリアンのゲイに林遣都。面白い役をリアリティー持って演じれるいい役者になったなあ、と言うか昔からいい役者か。少年だったのが大人になったなあ、だけか。
その林遣都が陰で狙ってる風なノンケの体育教師に真剣佑。
今まで見たどの真剣佑よりも芋い。これはわざとだろうか?
まあいい。別にホモじゃないから真剣佑が芋だろうが何だろうがどうでもいい。
◆『planetarian 星の人』トーホーシネマズ新宿1

ロボットのゆめみちゃんはうざいけど、いい子です。▲
五つ星評価で【★★★泣かせよるのう】
「プログラミング」である事は重々承知しながら、
人の事を思いやれるという事に対して、心がぐっと来てしまう。
今は人が人をなかなか思いやれない時代だから、なおさら刺さるのかもしれない。
そんなの錯覚だと言わんばかりに、プログラミングである事を再三提言されるのに。
やはり、人は人の形をした物に感情を投入してしまう。
【銭】
スーサイド・スクワッド:トーホーシネマズデーで1100円。
にがくてあまい:トーホーシネマズデーで1100円。
planetarian 星の人:トーホーシネマズデーで1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・スーサイド・スクワッド@ぴあ映画生活
・にがくてあまい@ぴあ映画生活
・planetarian~星の人~@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・スーサイド・スクワッド@或る日の出来事
・スーサイド・スクワッド@徒然なるままに
・スーサイド・スクワッド@SGA屋物語紹介所
・スーサイド・スクワッド@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
・planetarian~星の人~@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
◆『スーサイド・スクワッド』トーホーシネマズ新宿5

▲やっぱこの娘やねんな、この映画は。
五つ星評価で【★★★つまんなくないじゃん】
かなり酷評が渦巻いてて「あの予告編からそんなにつまんない映画を作れるなんて逆に難しいよなあ」とか「予告編作った人凄く才能あるのか」とか思ってたが、まあ、悪評ほど最悪につまらなくはない。ただ、無条件に「最高!グッジョブ!面白い!」と言うにはあちこちパーツが欠けてるみたいな状態だった。
「ダメ」って人は「みんな悪党の癖して、何あまっちょろい感傷に浸ってやがるんだ」という意見で、バーに入って、みんなで傷を舐めあった挙句、盛り上がって巨悪を倒しに行ってしまうシーン辺りに、悪役としての美学を感じないらしい。奇しくもそのシーンにはこの映画きってのイカレポンチ、ジョーカーは場を共有していないのだけど、彼がその場にいたらそんな甘い言動は一笑にふしただろう。ジョーカーって言うのはそういうキャラだ。まあ「悪役の前に人間だ」ってのもジョーカー以外ならいいんじゃないの? ワニの人なんて「あんななのに人間だ」って部分がチャーミンクな訳だし。
さて、基本こういうビックリ人間大集合映画は好きよ。
銃撃つ人、火を噴く人、水の中ぬろろろろろん、とそれぞれ見せ場が用意してある。
その中でもマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインが魅力全開だ。
メインの流れはウィル・スミスのデッドショットなのだが、最終的にはハーレイ・クインのプロモーションビデオみたいな映画になった。ブーメラン男と紐男なんてつまんない役回りだし、鰐くんと火吹き男はまずまずだけど、敵に対する戦力がバラバラなので、ここに頑張ってもらうしかないという裏事情も透けて見える。
あと黒くてあくどい女上司。あーいう人がぶんぶん豪腕を振り回せる状態がアメリカ政府のブラック企業っぷり(下の奴隷労働の上に上がアグラ)を露呈している。
今一つ「ぽわーん」とした感じが漂うのは、ラスボスを倒す時の爽快感が1ランク下だったからかな。ラスボスがやりたい事も凡人の私どもには今一つ分からない感じがありましたし。そのラスボスが操る下っ端とかよう設定が分からなかったり。こういうのは緻密にやらないといかん。にしても、純粋にパワーやテクニックだけ取り出せばラスボスに自決特攻隊は誰一人敵わない筈なのだ。だからこそ、ドカーンと一発納得できる勝ちで終わらせなければいかんかった。多分、そこはジョーカーにご登場願うのが一番納得できる落とし所だと思うのだけど。
まあ、いろいろ問題があるDCブランドだけど、スーパーマンが出てる前の二つよりは、このチンケな悪いのがガヤガヤやってる映画の方が好きだ。
PS 最初に出た横組みのチラシのビジュアルがかっこよかったので、
後から出た縦組みのチラシのビジュアルは滓。
◆『にがくてあまい』トーホーシネマズ新宿8

▲ホモを男装でたぶらかそうというくだらないシーン。
五つ星評価で【★★★川口春奈大好き】
最終的に「どうよ!」という話で言えば「川口春奈好きよ!」としか言いようがない。
原作未読。
適当な生活を送ってる野菜が苦手な川口春奈に何故かいいように扱われてしまう、ベジタリアンのゲイに林遣都。面白い役をリアリティー持って演じれるいい役者になったなあ、と言うか昔からいい役者か。少年だったのが大人になったなあ、だけか。
その林遣都が陰で狙ってる風なノンケの体育教師に真剣佑。
今まで見たどの真剣佑よりも芋い。これはわざとだろうか?
まあいい。別にホモじゃないから真剣佑が芋だろうが何だろうがどうでもいい。
◆『planetarian 星の人』トーホーシネマズ新宿1

ロボットのゆめみちゃんはうざいけど、いい子です。▲
五つ星評価で【★★★泣かせよるのう】
「プログラミング」である事は重々承知しながら、
人の事を思いやれるという事に対して、心がぐっと来てしまう。
今は人が人をなかなか思いやれない時代だから、なおさら刺さるのかもしれない。
そんなの錯覚だと言わんばかりに、プログラミングである事を再三提言されるのに。
やはり、人は人の形をした物に感情を投入してしまう。
【銭】
スーサイド・スクワッド:トーホーシネマズデーで1100円。
にがくてあまい:トーホーシネマズデーで1100円。
planetarian 星の人:トーホーシネマズデーで1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・スーサイド・スクワッド@ぴあ映画生活
・にがくてあまい@ぴあ映画生活
・planetarian~星の人~@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・スーサイド・スクワッド@或る日の出来事
・スーサイド・スクワッド@徒然なるままに
・スーサイド・スクワッド@SGA屋物語紹介所
・スーサイド・スクワッド@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
・planetarian~星の人~@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
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