ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『死霊館 エンフィールド事件』をUCT6で観て、怖いより女の子可愛いと思ったおでは変?ふじき★★★(ネタバレ)

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▲この子がとっても自然でええわあ。

ネタバレします。注意

五つ星評価で【★★★あのラスボスが出てくると日本人は「それってちょっとどない」と思ってしまう】

シリーズ1作目、2作目未鑑賞。
とは言え、独立して作られているので見る上においては全く支障なし。
でも、「怖い」とかより、イギリス少女の可愛さの方が上。
イギリスっぽい、高くなくても質のいい感じの服の着こなしもステキ。

ポルターガイスト現象を調査に着た霊能力夫婦の前に明らかにされる相手の正体は!
という訳で心霊現象の相手が二段構えでラスボスがいる事になってるのだが、
このラスボスが西洋でいうところのDEMON、悪魔なのである。
こちとら仏教徒なので「悪魔」が少女を狙ってると言われてもピンと来ない。
私、個人的に霊、地縛霊、憑依霊などは信じる。
だけど、その上位存在である神様、菩薩、閻魔大王、鬼、悪魔などは信じづらい。
これは各宗教の物語が混入してきており、その物語を別の宗教では受け難いからだ。
それでも映画の中で悪霊に対して十字架をかざして調伏しようとするのは違和感ない。
同じ文化圏の者同士、「神」という概念をブラシーボ効果を使って
浄化に流用できるという推測ができるからだ。

本当に悪魔がいるとは思えない。
物語の上では悪魔は全能の神に反旗を翻した存在。
だから、悪魔の目的は全能の神に楯突いて人類を堕落させる事、
とするなら、悪魔は忌まわしい事なら何をやってもいい事になってしまう。
これは説得力がない。そんなことやっても悪魔に旨味がないからだ。
神や悪魔の高次元の存在の計らいは分からんと言ってしまえばそれまでだが。

なので、この映画もなかなか面白いのだけど、相手が悪魔になった時点で、
とても怪しい物語に感じてしまう。悪魔教として組織されているなら別だが、
単体単品の悪魔は寓話の中の道化のような存在にしか思えない。
奴等が一匹一匹現存しているとはどうしても思えないのだ。

であるなら「あれ」は何だったと解釈すれば落ち着くか。
ポルターガイストが思春期の少年少女の超能力の発露という説もあり、
それが彼等自身のコンプレックスを自虐に痛めつけるというのは説得力がある。
事件を収めるには少女を大人にしてしまえばいいが、成人映画じゃないから、
私は賛成だけど、多分、それはまずいだろう。

なら、どう話を持って行くかと言えば、悪霊が悪魔を偽装していたというのが
他宗教徒の私にも理解しやすいストーリー・テーリングだろう。
霊現象にはあまり理屈がない。
霊現象は実体のないパーソナリティーの感情の暴走のようなものだ。
なので、好き嫌いだけで好き勝手な事をする。
特定住人への嫌がらせや脅し、リピート属性などがそれを物語る。
霊のパーソナリティーが脳髄を持っていた時のように極めて論理的な行動や思考を
するかについては疑問があるが、それでも、霊が相手を単に恐怖させる為に
悪魔を偽装するというのはなくもなさげた。これは共通文化圏の忌むべき物が
同一であるから出来る事で、日本だったらもっと曖昧に「祟り神」みたいな存在に
偽装するかもしれない。

霊は悪魔に扮し、彼の好む絶叫を引きだすが、彼自身が悪魔を演じる事により、霊が十字架のブラシーボ効果で多少なりとも調伏を受けるように、悪魔に対する正しい攻撃がブラシーボ効果によって悪魔でない霊にも効いてしまう。そういう事象が起こっていたのなら面白い。まあ、そういう事にはならないでしょうが。


【銭】
会員特典の入場ポイント2ポイントを使って割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
死霊館 エンフィールド事件@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
死霊館 エンフィールド事件@或る日の出来事
死霊館 エンフィールド事件@ノラネコの呑んで観るシネマ
死霊館 エンフィールド事件@Akira's VOICE
▼関連記事。
死霊館@死屍累々映画日記

PS あのラストの部屋で『レイダース』みたいやなと思った。
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