ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ピートと秘密の友達』をトーホーシネマズ新宿8で観て、新しい物は何もないかもしれないけどいい映画★★★★

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▲犬系エリオット(左)

五つ星評価で【★★★★例えば捨て猫を見つけたら保健所に電話かけるよりも隠れてでも育てるような子供になってほしい/そういう気持ちの映画】

とりあえずまず驚いたのは実写だったこと。
アニメだと思い込んでいた。
それほど情報露出が少ないし、宣伝にも力が入っていなかった。
なんか契約的に公開しないとしょうがないから、お義理で公開でもしたかのよう。
でも、とてもいい映画です。

宣伝が下手です。
宣伝コピー(下記)がおかしいです。

彼と友達になるための3つの約束
 名前をつけてあげること
 不思議な力を隠すこと
 絶体に守りぬくこと


宣伝担当者、本当にこの映画見たのだろうか?
一つ目の約束は約束にする事ではないし、
二つ目と三つ目の約束は友達になるための約束ではない。
約束というよりは友達を守るために自然にすることだ。
そして、この約束は規格外の物が最初から社会に受け入れがたい事を知っている大人の目線から考えたコピーだ。だから、この条件はこの映画より、より『E.T.』の方が似あっていると思う。
原題は『Pete's Dragon』
だから邦題も『ピートのドラゴン』
もしくは『ピートとドラゴン』でよかったと思う。
なんか「ドラゴン」を表に出したくない理由でもあるのか?

この映画のドラゴンは犬系。
『ヒックとドラゴン』は猫系だったが、犬系もありえなくはないと納得させられる実にいい出来だった。大昔、『ネバー・エンディング・ストーリー』のファルコンも同じ犬系だったが、今回のエリオットと比べようにならないポンコツ具合だった。恐るべし、技術の進化。つーか、爬虫類系にはせんのかのう。

主役のピートがスザンヌに顔が似てて可愛い。
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▲ピート(左)(右)

彼の対となる女の子もなかなかいい感じで、かーいらしい(欲情とかしないよ)。
爺ちゃん役のロバート・レッドフォードがちゃんと爺ちゃんしてていい。『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』の政治家役も良かったが、もう本当こういう年相応の役がいいのだ。油断してるとまだまだ若いもんには負けないとキスしたりセックスしたりするような役をやりたがるけど、彼自身が思ってるほどそれは爽やかな絵面ではないし、爺さんのセックスなんて悪代官が町娘を手籠めにする場面だけでいいと思うのだ。ちなみに、ロバート・レッドフォードに悪代官は似あわないと思う(レッドフォードにも欲情とかしないよ)。

森の奥で過ごす心の優しい怪物を町から来た者が捕まえて迫害する、という主筋はありがちだし、その後の正しい行いをする者達が皆で怪物を逃がす事も特に新しくない。でもまあ、新しくない物語でも、的確に語られるなら、定石として作り直してもいいっしょ。


【銭】
トーホーシネマズフリーパス・26本目(2016年11月25日~12月24日)Final
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ピートと秘密の友達@ぴあ映画生活
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