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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『劇場版Bisキャノンボール2014』をテアトル新宿で観て、面白いけど欠点もありありふじき★★★

五つ星評価で【★★★キャノンボールものとしては成功、アイドルものとしては失敗】 

実はBisの事は、映画内に登場するAV監督同様知らない。

で、ビーバップみのる氏の暴走、梁井一氏の裏暴走など、キャノンボールものとして見ると実に定番で面白い。撮影対象が何者であっても揺るがない「しょせんチンコとマンコ」的なゲームの進め方は、これはこれで見たかったものであるし、それを抑えてしまう大人性をキャノンボールの観客は求めていないに違いない。

ただ一方、アイドルという撮影対象に対して、明らかにアイドル活動に支障を来たすような間の詰め方をしてるのは、それが手である事が分かった上でもいい気持ちがしない。そんなのはカメラを持った野獣にセーブできる訳がなし、企画段階から懸念されていたに違いないのに、捨ててしまった部分なんだろうけど。

そういった意味ではマネージャーの渡辺氏が大人側の共犯者になったものの、Bisを管理して商品として守る者としては目が届いていなかったと思う。「俺が責任を取る」というくらいなら、企画最初から「渡辺マネージャーと監督とのはめ撮り1000ポイント」みたいなのを隠しポイントとして伏せておいて、撮終後に全員でくんずほぐれつすればよかったんじゃないだろうか。嫌な絵だなあ。ただ、マネージャーがいい人に撮られ過ぎてるのでそりゃあチンチンくらい写されなきゃバランス取れないでしょ。

あと、基本、いつも通りのやり方で撮っているからだろうけど、撮影対象に対して愛がないと思う。どうも撮影対象より「俺が、俺が」になりがちだ。それは撮影対象から各監督に対する信頼がないという事の裏返しかもしれないが、いい絵が撮れていない。別に笑顔を撮れという訳ではないが、絵として車に乗ってずっと喋ってる絵ばかりで、それはBisを撮っているのではなく、監督自身の技術を撮っているに過ぎない。6人いるのに、6人それぞれの個性とかダダ死にである。見終わってファーストサマーウィカとカミヤサキとかは混同が抜けてない。それだけの個性として撮られてないという事だ。


【銭】
テアトル系水曜1100円均一料金。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版 BiSキャノンボール 2014@ぴあ映画生活
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