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『小間使』『花嫁人形』をシネマヴェーラ渋谷で観て、ルビッチは忙しいねふじき★★★,★★

特集上映「ルビッチ・タッチ!Ⅱ」の1プログラム。

◆『小間使』
五つ星評価で【★★★軽やかな配管工虐め】
休みの日に台所のシンクを詰まらせたパーティーのホストが配管工を捕まえようとするが捕まらない。
「奴ら、こんな日は公園か映画館にでも行ってるに違いない」
公園も映画館も貧乏人が行く娯楽なんだな、そもそも。
映画館なんて海外ではワンコインで見れるし、昔だったら入替無しで、ずっと涼めるし。
で、この映画では配管工の娘が詰まった配管を直すと無茶苦茶ディスられる。
おそらく、配管・土木などの力仕事は教養のない者の仕事だったのだろう。
配管なんて下水と繋がってるから臭いし。
ルビッチも「締めて、叩いて、上手く行けば儲けもの」って、
真空管テレビを叩いて直す技術者みたいに適当に配管工を描いてる。
怒っていいぞ配管工!

まあ、それはいいのだが(いいのかよ!)、田舎から女中奉公に出された配管工の娘が行儀など分からず屋敷で右往左往しているうちに、その家のゲストと恋に落ちる話。
ラブコメって役に立たなくっていいな。


◆『花嫁人形』
五つ星評価で【★★SFじゃん】
父の遺産を引き継ぐためには結婚が必須。
40人に追いかけられて息も絶え絶えの息子は
人間そっくりの人形を人間の婚約者と偽って連れ帰るが、
それは実は壊れた人形の代役をしてる科学者の娘というドタバタ喜劇。
「結婚すべし」から女に追われ追われが『キートンのセブン・チャンス』っぽい。ありがちな話だったのだろうか。
1919年、白黒、無声。
無声映画は動きがでかい。
ルビッチ・タッチというよりは無声映画の喜劇タッチの方が強いんじゃないだろうか。
俗物が集まる修道院の僧侶達の俗物極まりっぷりがたまらない。


【銭】
シネマヴェーラ、今回は9ポイントたまったので無料入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ルービッチュの小間使 クルーニー・ブラウン@ぴあ映画生活
花嫁人形@ぴあ映画生活
▼関連記事。
・小間使(1回目)@死屍累々映画日記・第二章
小間使(2回目)@死屍累々映画日記・第二章
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Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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