ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ラストコップ THE MOVIE』『リライフ』をユナイテッドシネマ豊洲9,5で観て、もうバカなんだからと同窓会的なとふじき★★★★,★★

同日鑑賞2本をまとめてレビュー

◆『ラストコップ THE MOVIE』
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▲若い二人。

五つ星評価で【★★★★窪田くんのあの声が好き】
30年間眠り続けた昭和の刑事が目覚めて、平成の草食系刑事とバディを組む。
「こんなもん」と思われるフォーマットで正々堂々とベタな展開を連打する
なかなか食えないTVドラマの映画化作品。

唐沢寿明の昭和っぷりと窪田正孝の平成っぷりのギャッブが楽しい。
唐沢寿明の30年前の奥さんか和久井映見。
朝ドラの愛子さんと違ってちゃんとしてるようだ。
その和久井映見の今の旦那が宮川一郎太。この人超被害者がよく似あう。
唐沢と和久井の実の娘役に佐々木希。
かーいくてたまらんがネジが外れてて、それも又、かーいー。
藤木直人さんは私の知ってる藤木直人さんとは違ってしまった。まあ、いいか。

ちょっと真面目に感心したのが話の閉じ方。
あの閉じ方は本当にクレバーだ。そして絶対的に不可逆だし。
佐々木希はマジ可愛い。
棒演技とか言われてたけど、そんな事ないよ。
可愛いし、面白いし、お得な役だ。


◆『リライフ』
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▲平佑奈かわいすなあ。

五つ星評価で【★★みんなどこかで見たようなヤング役者の面々が花火大会・文化祭などテンプな青春を送るちっちゃい映画】
実の所ツイッターでの評判があまりよろしくなかったのでスルーしようと思っていた。
でも、映画館に行ったら時間の繋がりが良かったので、ただそれだけで見てしまった。
まあ、そんな事もあるよ。映画は大体、評判通りだったけど。
その評判は、

よくある話をよくある通りにこなしていて、グッと来ない。

みたいな感じかな。
27歳の無職が17歳の学生生活をやり直し(リライフ)する事で人生を見つめ直すという映画だけど、このリライフを影で操る秘密組織「リライフ研究所」が何の為にそのような実験を行っているのか、実行するための諜報機関をも超越する科学力や社会的な政治力などが何に支えられているのか、というリアリティ・ラインが整備されていない。組織その物が善意の組織か、世界征服を企むような悪の組織であるかさえ分からないのである。
なので、物語は絵空事にしか見えない。というか、基本設定が成立していない状態は絵空事以下であろう。
そうではなかったが、いきなり夢オチに差し替えても全く違和感ないというのは脚本がそれだけどうでもいい現実感のない事をダラダラ描いているという事だろう。

でもまあ、お話(脚本)と、絵と緩急(演出)がバリバリに凡作ではあるが、役者陣は「あっ、あの人」という見覚えのある面々が沢山出てきたので楽しめた。

中川大志:主役。『四月は君の嘘』のサブの善人役と『きょうのキラ君』のキラ君。
 友達としてとってもいい奴が嵌るヤング役者。
 27歳の大人とその27歳の意識を持ったままの17歳の高校生を
 キッチリ演じ分けてるのはなかなか上手い。
 今回、映画の仕上がりがそんなに「グッ」と来ないので主役としては損してる。
千葉雄大:謎の会社の謎の男。最近、本当にチョコチョコあちこちに出てる超童顔。
 この人がこの顔で女の子を縄で縛ったりしたらすげえ映えると思う。
 M顔でSが映える役者(どこかSとしてのイラダチが見える気がする)。
高杉真宙:女みたいな名前だけどサブのイケメン。『PとJK』のナイーブな不良。
 しかし、この金髪イケメンがクラス一の秀才と言う高校は
 どんなレベルの高校なのかが全くもって分からない。
 落ちこぼれ高校にも見えないが、学力高そうにも見えない。
 強いて言えば「まんが高校」。マンガの中なら許せるけど、現実感が皆無。
 でも、マンガの映画化ってそんなんなんだよな。
 この映画もリアルを増やして設定を煩雑化させる親が一人も出てこない。
 みんなみなしごかよ!(最近のマンガの映画化はこんなん多いよなあ)
平佑奈:映画のヒロイン。平佑奈は出る映画出る映画、顔は同じだけど
 役の質感を変えてくるから偉い。
 今回はヤリスギに一歩踏み出しかけてる瀬戸際の演技。
 あのギコチナイ笑いは古沢健監督が付けた変な擬音ですげえ楽しい。
 基本、役の質感を演技の匙加減を変えてちゃんと調整できる、と言うのはそんなに
 特別な事ではない筈だが、一切やらん人も多いし(やれんのかもしれないが)、
 彼女みたいにキッチリ毎回作ってくるのはやっぱり偉いと思う。
 『きょうのキラ君』の冷静な幼馴染、
 『サクラダリセット』の得体のしれない系女役、
 『暗黒女子』のとても普通下級生。ポロポロ出てるなあ。
池田エライザ:エライザちゃん、エロくって好き。
 この映画の中の平佑奈は男目線から見て、可哀想には見えても常人ではないので
 ごくごく普通に「抜けるライン」として池田エライザを添えてるのはとても秀逸。
 可愛い女の子が感情バリバリなのはもうたまらん。
 が、この子が「勉強できる」って設定は高杉真宙同様、毛一つもリアル感がない。
市川実日子:『シン・ゴジラ』以降、凄く真剣に仕事をやってる女子系のオファー
 ばかりだが、元々はこの人、もっと「ぼーっ」とした役をメインにこなしていた印象。
 『シン・ゴジラ』以降、どんな役でもこなせる女役者バカだと思っている。
夏菜:モビット女。朝ドラで人気落としてしまったりあったけど、『GANTZ』から
 ずっと好き。25歳の高校教師役だが、制服着ればまだJKで通るんじゃないだろうか。
 あー、プールか何かに落ちて、仕方なくJK制服着せられて、全校生徒に見られる
 みたいな羞恥設定が見たい。というほど、出番がある役ではないのだが、
 アクセントとしていい演技してます。

しかし、女子はそんなに男子と花火大会に浴衣きて行きたいのか?
文化祭はあんな盛り上がらないだろ。
卒業旅行とかで終電に帰るような怠惰な事しちゃダメだろ。

誰かが設計図引いたようなテンプな高校生活だな(現実的ではないけど)。


【銭】
どちらも金曜、ユナイテッドシネマ・メンバーズデーに観たので1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ラストコップ THE MOVIE@ぴあ映画生活
ReLIFE リライフ@ぴあ映画生活
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