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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『探偵事務所23 くたばれ悪党ども』を神保町シアターで観て、宍戸錠と笹森礼子だ★★★

特集「映画監督鈴木清純の世界」から1プログラム。

五つ星評価で【★★★宍戸錠と笹森礼子だあ】
1963年カラー、初見。

宍戸錠が似ても焼いても食えない探偵事務所の所長。まあ、食おうとは思わないが。煮ても焼いても食えないと言えばシシド・カフカがそんな感じだが、これは余談だ。で、宍戸錠が警察のアンダーカバーとして潜入する組織にいるのがボスの情婦だけど、ボスが不能なので清純という設定が複雑な美女・笹森礼子。彼女の目が大きい顔立ちが三田寛子を思いださせて良かった。アイドルなのにムリクリ事務員させられてるみたいでね。ヤクザの上前をはねる商売の悪党ボスは頭も良く中々の人物。このボスを警察に渡して売り上げにしようというのが宍戸錠なので、悪の上前をはねる悪のまた上前をはねる、という構造だが、最終収支として宍戸錠が儲かったかどうかはよく分からない。大丈夫なのか、探偵事務所23。金子信雄が刑事役。『仁義なき戦い』のイメージが強いので、「うわ、金子信雄なのに働いてるよ」とか思ってしまった。あと、昔の銀座が映るのだけど日劇前など立地そのままに道路が広い、と言うより車の交通量がスカスカで、広く見えざるを得ないって逆転が笑った。これは『薔薇の葬列』なんかで映る新宿もそうだった。

【銭】
神保町シアター当日一般料金1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
探偵事務所23 くたばれ悪党ども@ぴあ映画生活
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