ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『けんかえれじい』を神保町シアターで観て、英樹明るいなあ★★★

特集「映画監督鈴木清純の世界」から1プログラム。

五つ星評価で【★★★昔見た時は最高だったんだけど今回はナポレオン睡眠に負けて乗れなかった】
1966年白黒、二回目。20年越しぐらい。前に見た時は確か名画座時代のシネマセレサ(かロサ)。

高橋英樹が若くってぼーっとしてて、ケンカずっとやってるのに明るくてハンナリしてていいんですわあ。何で「すっぽん」なんだか、喧嘩兄貴分の「すっぽん」川津祐介も活きがよくってイカス。ヒロイン浅野順子は今でも通用する感じのカワイコちゃん。彼女が高橋英樹の南部麒六を「キロクちゃん」と親しみを込めて目下のように呼ぶのも青春大盛りみたいでたまらん。鈴木清純鈴木清順の中で一番マトモな路線で面白いと評判の一本。うんうん、俺、普通だから普通じゃない(通常ラインの)清純清順はあまり好かないのよ。だから、これは好きだわあ。

【銭】
神保町シアター当日一般料金1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
けんかえれじい@ぴあ映画生活
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コメント

お早うございます。
大橋巨泉の妻となる「浅野順子」を「カワイコちゃん」と呼ぶような“清純”派だと、わしの「普通じゃない(通常ラインの)」作品が好きじゃないのも当然じゃな、と天国の鈴木“清順”監督が嘆いていることでしょう、などと「ナポレオン睡眠」による単“純”なインプットミスにすぎないものを言挙げしたりして、誠に申し訳ありません。

  • 2017/07/07(金) 05:34:48 |
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  • クマネズミ #-
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Re: タイトルなし

こんちは、クマネズミさん。

あんな監督「頭突き清順」て充分だ!(八つ当たり)。誤字は直します。

  • 2017/07/07(金) 23:37:52 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
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清にして順

「けんかえれじい」は鈴木清順の最高作、のみならず日本の青春映画史上でもベスト3に入る傑作だと断言してはばかりません。
ふじき78さんは「普通」と書かれてますが、少なくとも「野獣の青春」(63)以降の清順作品はすべて「普通」じゃなくてぶっ飛んでる作品ばかりです。
例えば、若さの熱情を抑えきれないキロクが、自室のフスマを開けるとそこは風吹きすさぶ草原で、数人を叩きのめし、戻って来てフスマを閉めたら元の部屋…という時空間を無視した表現など、どう見ても“普通”じゃありません。
あと、○ニスでピアノを弾くキロク、というのも、普通の青春映画じゃ考えられない発想でしょう。これを当時人気急上昇中の高橋英樹に演じさせたの監督も、楽しそうに演じた英樹もどちらもエラい。
後半に登場する北一輝は、新藤兼人による元の脚本には登場しません。清順さんが勝手に追加したキャラクターです。当時既に大御所の新藤兼人の脚本を無断で変えるのも暗黙の掟破りで、新藤さんが「これは私の作品じゃない」と怒ったとか。

まあどれもこれも、当時の大手5社が作る「普通の青春映画」の規格からは逸脱した描き方ばかりで、これも含めたヘンな作品ばかり作ってると会社からにらまれた清順さんは、翌年日活をクビになるわけです。
名前は“清く”“従順”なのに、会社にとっては少しも清くも従順でもない問題児だったわけですね(笑)。

  • 2017/07/07(金) 23:43:16 |
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  • Kei #BxQFZbuQ
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Re: 清にして順

こんちは、Keiさん。

チンコと似てる所では、マルクス兄弟のチコがピアノを弾くので、それで許してください(勿論、チンコで弾く訳ではないけど)。

  • 2017/07/08(土) 21:55:41 |
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  • fjk78dead #-
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