ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

羽仁進で『双生児学級』『法隆寺』『絵を描く子供たち』『教室の子供たち』『アフリカ物語』

特集上映「羽仁進レトロスペクティブ 映画を越境する」から3プログラム。

◆『双生児学級』『絵を描く子供たち』『教室の子供たち』『法隆寺』
五つ星評価で【★★★羽仁進がドキュメンタリーで撮る昭和の子供の魅力と法隆寺】
前から順に1956年、1956年、1955年、1958年、40分、38分、29分、23分、
白黒のドキュメンタリー、と言うよりは文化映画の範疇かな。
双生児ばかりを集めた学級で遺伝と環境の優位を探る『双生児学級』。一卵性双生児でもずっと見ていると見分けがつくカットもあったりするのが面白い。
『絵を描く子供たち』『教室の子供たち』はごくごく普通の子供たちを対象にカメラを学校に持ち込んで撮影。『双生児学級』もそうだが、羽仁進の撮る昭和の子供は純朴で大人が考える「純粋な子供」のままであり、愛くるしい。この子供たちをガキに変えたのはTVだろうな。TV恐るべし。『絵を描く子供たち』は子供達が描く絵のみがパートカラー。黒澤明の『天国と地獄』が1963年。効果としては羽仁進の方が7年早い。
『法隆寺』は、うーん、絵葉書みたいな映画。


◆『アフリカ物語』
五つ星評価で【★★物語の希薄さが凄い】
そう、ビックリするほど物語が薄い。
これ、今の製作委員会方式だったら確実に資金が集まらない映画。
製作のサンリオさん偉い(いや、偉くないか)。
んでまあ、実にのんびりした映画。
主演女優のキャティちゃんの伸び伸びした肢体がアフリカ向き。
ヨーロッパ系の美少女というイメージを持っていたが、
アップになる顔は割と日本人っぽい。ハーフかしら?
ストーリーとは全く別に挿入されるアフリカの動物たちの息吹は
独特で凄く良い。でも、どうせならスタンダードサイズではなく、
シネスコで撮ってほしかった。ちょっとカクっと来た。

とってもデトックスな映画。


【銭】
ドキュメンタリー中編が2本セットで各1100円の特別料金。組み合わせは『双生児学級』『法隆寺』と『絵を描く子供たち』『教室の子供たち』
『アフリカ物語』は夜間割引+会員割引で900円(ちなみに夜間割引のみだと1300円)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
双生児学級-ある姉妹を中心に-@ぴあ映画生活
絵を描く子どもたち@ぴあ映画生活
教室の子供たち@ぴあ映画生活
アフリカ物語@ぴあ映画生活
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