ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『映画の教室2017(第五回)』をフィルムセンター小ホールで観て、勉強が追っかけてくるのは面白くもありつまらなくもあり★★★

五つ星評価で【★★★玉石混合。単純に短いのは見てて楽。でも、それを引っ繰り返す「頭山」は良い】
フィルムセンターの企画上映。
全五回で今回のお題は「素材から観る日本アニメーション」
五回目は「さまざまな素材と手法」。

「頭山」だけ二回目か三回目。いや、「めもりい」も見てるか?

『煙り草物語』は実写+切り紙アニメ①。
『AN EXPRESSION(表現)』『PROPAGATE(開花)』は抽象アニメ②。
『人間動物園』はセル③。
『めもりい』『創世記』は写真合成とセル④。
『りすのパナシ』は毛糸アニメ⑤。
『頭山』は手描きアニメ⑥。

①は白黒で無声。アニメキャラと白黒の乙女が同一画面上で交歓する1924年3分。『ロジャー・ラビット』のクラシック版と言おうか。乙女がたおやかでいい。
いきなりブツンと終わる。チラシを見ると「不完全」と書いてある。作品解説の時間が取ってあるのだから事前に言ってくれ。フィルム・トラブルかと思った。
②は図形だけの世界。無声で幾何学的な四角や丸だけ見てると眠気が増す。両1935年の3分と4分の短編。なんか劇場いっぱいの観客が無声のスクリーンで丸とか四角が映りゆく様を無心に見ている様子は外目に洗脳教育しているようにしか見えないだろうな。
③は2分のネタ映画。「リミテッド」と言うより、動かない絵でも主張は可能というベクトルのアニメ。声が水島弘と岸田今日子。うん、ずっと声は出てるけどあら分からんわ。基本、ずっと同じ事の繰り返しだから長さは1分でもいいと思う。
④は手塚治虫の趣味のアニメ。好き勝手な事やってておもろい。6分と4分。エロいイメージに手塚らしさが滲み出る。
⑤はおかもとただなりの毛糸を使った変わりアニメ。21分でこれが一番長さを感じた。うーん、リスって冬眠すんの?
⑥10分、国本武治の名調子が訊けてお得。それにしてもあんなホラ話をアニメにできたなあ、と。ラストなんか絶対「映像化できない映像」の一つだった筈だ。元の話を知らない人が見たら、あのラストは何だか分からないんじゃないだろうか?


【銭】
フィルムセンター一般入場料金520円。ほぼ満席。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
《映画の教室 2017/さまざまな素材と手法》@ぴあ映画生活
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://fjk78dead.blog.fc2.com/tb.php/5186-8e44a8f3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad