『LUCK-KEY/ラッキー』『海底47m』をシネマート新宿1で観て、両方ともちょっとええやん★★★,★★★
- Date
- 2017/08/27/Sun 23:01
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
同劇場鑑賞2本をまとめてレビュー。
シネマート新宿1、割と好きよ。
◆『LUCK-KEY/ラッキー』シネマート新宿1

▲顔じゃない行動よって感じ。
五つ星評価で【★★★雑いけど嫌いじゃない】
あの超絶傑作『鍵泥棒のメソッド』を原案とする韓国リメイク。
とりあえず、もうちょっと宣伝してもいいんじゃない。
最近の韓国映画は何でもかんでも
映画館の予告くらいしか宣伝してない気がする。
これなんて絶対、元があんなに面白いんだから
存在さえ知れば足を運ぶ人がいる筈。
で、「原作」ではなく「原案」としてるだけあって、
かなりバッサリ改変されてます。
広末涼子の女編集長という役柄はなくなり、
それが変化して女救急車隊員になり、
香川照之の役者修行部分が膨らんだ。
あんな繊細で全てに目が行き届いていた美麗な脚本は
大火力の中華鍋で一気に作ったようなドンブリ料理みたいになってしまった。
でもまあ、丼料理には丼料理の良さがある。
これはこれで敷居が低くなってそう悪くもない。
何より香川照之の役を引き継いでいるユ・ヘジンが良い。
香川照之も特徴のある顔立ちだが、ユ・ヘジンはそれ以上だ。
まあ、「伊藤雄之助を韓国人にしたような」で合ってると思う。
異相である。その異相のユ・ヘジンが自分探しをしながら
一つ一つ自分を取り戻していくさまが原典同様面白い。
不満なのが、ユ・ヘジンの役者部分が大きくなる事によって
事件の取り繕いが嘘くさくなった事と、
堺雅人側の役が縮んでしまった事だろう。
荒川良良に値する地獄のように怖い悪役もいなくなった。
普通のコメディーであるという。
ラストの「キューン」ってのはやってほしかったな。
あんなに内容変えたらやりようがないけど。
でもまあ皆さん、けなすなら見てからけなしてくださいね。ってくらい、とりあえずは見てほしい訳ですよ。
◆『海底47m』シネマート新宿1

▲背景がまた目に良さげな青だこと。
五つ星評価で【★★★鮫がちょっとと思わなくもない】
ツイッターのTLでかなり評判がいいだけあって普通に面白い。
「鮫映画」だけど、敵は鮫だけではない状態。
海面下5メートル固定の鮫除けの檻が47メートルまで降下し、
救助して貰うためのミッションの立ち上がりと回収が上手い。
ちゃんとしてる。鮫が出ると言っても流石アサイラムじゃないだけある。
鮫が蛸と合体してたり、100メートルあったりしないだけある。
ただ、鮫があまりに都合のいいモブキャラっぽく、そろそろみたいな
タイミングで、あまりこれという芸もなく現れる。
「俺の存在だけで勝負だ!」みたいな潔さだ。
だけど、もうちょっと駆け引きみたいなのがあっても良かった。
鮫が二進数的に「0:来ない 1:来る」の二つしかないし、
基本、右から来るか、左から来るかしかない。
待機してるとか、二匹以上がかちあってとか、
もう少しバリエーションあっても良かったと思う。
それにしても47メートルなんて半端な数字を出すから
1メートル毎に赤穂浪士が救難サポートでもするのかと思ったよ。
主役の姉妹二人にあんまり感情移入できなかったので、
『彼女が水着にきがえたら』の時の原田知世をCG素材にして
リメイクとかしてくれないかな。
【銭】
『LUCK-KEY/ラッキー』:テアトル会員割引で1300円。
『海底47m』:テアトル会員割引+曜日割引(火曜日)で1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・LUCK-KEY/ラッキー@ぴあ映画生活
・海底47m@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
・LUCK-KEY/ラッキー@だらだら無気力ブログ
・海底47m@或る日の出来事
・海底47m@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
・海底47m@だらだら無気力ブログ
▼関連記事。
・鍵泥棒のメソッド@死屍累々映画日記第二章
・海底47m@死屍累々映画日記・第二章
・海底47m 古代マヤの死の迷宮@死屍累々映画日記・第二章
シネマート新宿1、割と好きよ。
◆『LUCK-KEY/ラッキー』シネマート新宿1

▲顔じゃない行動よって感じ。
五つ星評価で【★★★雑いけど嫌いじゃない】
あの超絶傑作『鍵泥棒のメソッド』を原案とする韓国リメイク。
とりあえず、もうちょっと宣伝してもいいんじゃない。
最近の韓国映画は何でもかんでも
映画館の予告くらいしか宣伝してない気がする。
これなんて絶対、元があんなに面白いんだから
存在さえ知れば足を運ぶ人がいる筈。
で、「原作」ではなく「原案」としてるだけあって、
かなりバッサリ改変されてます。
広末涼子の女編集長という役柄はなくなり、
それが変化して女救急車隊員になり、
香川照之の役者修行部分が膨らんだ。
あんな繊細で全てに目が行き届いていた美麗な脚本は
大火力の中華鍋で一気に作ったようなドンブリ料理みたいになってしまった。
でもまあ、丼料理には丼料理の良さがある。
これはこれで敷居が低くなってそう悪くもない。
何より香川照之の役を引き継いでいるユ・ヘジンが良い。
香川照之も特徴のある顔立ちだが、ユ・ヘジンはそれ以上だ。
まあ、「伊藤雄之助を韓国人にしたような」で合ってると思う。
異相である。その異相のユ・ヘジンが自分探しをしながら
一つ一つ自分を取り戻していくさまが原典同様面白い。
不満なのが、ユ・ヘジンの役者部分が大きくなる事によって
事件の取り繕いが嘘くさくなった事と、
堺雅人側の役が縮んでしまった事だろう。
荒川良良に値する地獄のように怖い悪役もいなくなった。
普通のコメディーであるという。
ラストの「キューン」ってのはやってほしかったな。
あんなに内容変えたらやりようがないけど。
でもまあ皆さん、けなすなら見てからけなしてくださいね。ってくらい、とりあえずは見てほしい訳ですよ。
◆『海底47m』シネマート新宿1

▲背景がまた目に良さげな青だこと。
五つ星評価で【★★★鮫がちょっとと思わなくもない】
ツイッターのTLでかなり評判がいいだけあって普通に面白い。
「鮫映画」だけど、敵は鮫だけではない状態。
海面下5メートル固定の鮫除けの檻が47メートルまで降下し、
救助して貰うためのミッションの立ち上がりと回収が上手い。
ちゃんとしてる。鮫が出ると言っても流石アサイラムじゃないだけある。
鮫が蛸と合体してたり、100メートルあったりしないだけある。
ただ、鮫があまりに都合のいいモブキャラっぽく、そろそろみたいな
タイミングで、あまりこれという芸もなく現れる。
「俺の存在だけで勝負だ!」みたいな潔さだ。
だけど、もうちょっと駆け引きみたいなのがあっても良かった。
鮫が二進数的に「0:来ない 1:来る」の二つしかないし、
基本、右から来るか、左から来るかしかない。
待機してるとか、二匹以上がかちあってとか、
もう少しバリエーションあっても良かったと思う。
それにしても47メートルなんて半端な数字を出すから
1メートル毎に赤穂浪士が救難サポートでもするのかと思ったよ。
主役の姉妹二人にあんまり感情移入できなかったので、
『彼女が水着にきがえたら』の時の原田知世をCG素材にして
リメイクとかしてくれないかな。
【銭】
『LUCK-KEY/ラッキー』:テアトル会員割引で1300円。
『海底47m』:テアトル会員割引+曜日割引(火曜日)で1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・LUCK-KEY/ラッキー@ぴあ映画生活
・海底47m@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
・LUCK-KEY/ラッキー@だらだら無気力ブログ
・海底47m@或る日の出来事
・海底47m@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
・海底47m@だらだら無気力ブログ
▼関連記事。
・鍵泥棒のメソッド@死屍累々映画日記第二章
・海底47m@死屍累々映画日記・第二章
・海底47m 古代マヤの死の迷宮@死屍累々映画日記・第二章
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