FC2ブログ

ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『従軍慰安婦』『骨までしゃぶる』『廓育ち』をシネマヴェーラ渋谷で観て、どれも最高だ

特集上映「東映女優祭り 三角マークの女神たち」から3プログラム。

◆『従軍慰安婦』
五つ星評価で【★★★★★もう泣ける面白い。人間と映画の全てが入っている】
中島ゆたかが最高に美人で可愛い。映画はバイタリティの塊。社会の端の方で生きている従軍慰安婦を見ながら、いやいや違う彼女たちは戦争に搾取される「日本人」その物だと気が付かされる。気のいい姉御たちは貧乏に、病気に、愛に、そして戦争に命を奪われていく。中島ゆたかはマジ天使。


◆『骨までしゃぶる』:
五つ星評価で【★★★★★タイトルかっけー】
明治時代、遊郭に売られた貧農の娘、お絹。3年ほどで年季は明けると言われていたが、遊郭では足抜け出来ないように前借りが随時増えていく仕組みが作られていた。絞りとる経営者層 対 耐えに耐える娼婦たち。最後の最後で「犬や猫じゃないんだよ」とついに娼婦が暴発する。仕組みのえげつなさと本気で人権蹂躙して反省の「は」の字もない経営者軍団がごっつ怖い。菅井きんなんか生涯の嵌り役なんじゃないだろうか。
主演の桜町弘子はちょっと顔立ちが野沢直子っぽいが、それはそそらないのだけど、とてもいい。
遊郭の中の初体験で桜町弘子を見初めてしまう若者が夏八木勲でテロップに「新人」と入っている。中々の爽やかさんで「沢村一樹」にちょっと似てる。
ラストすんげカタルシス。映画見ていて気が晴れるのはとてもいい。



◆『廓育ち』
五つ星評価で【★★★★ヤング三田佳子ぐー】
これも遊郭もの。三田佳子は物心付いた頃から、そこそこ妙齢のおばさんだったので、「ヤング三田佳子」を見るのはこれが初めてになる。うっ、マジかわえー。遊郭で育てられ、ずっと差別されてた三田佳子が最後の最後に遊郭に囚われそうになると言うか、なんつーか。そんなん嫌だとあちこちぶつかる三田佳子の凹み具合が可愛い。三田佳子は武井咲に似てる。武井咲とモジリアニの美女を足して二で割った感じ。でもシュンとしてて和服が似あうので「モジリアニに似てる」は案外、褒め言葉なのである。思った以上に青春映画だった。


【銭】
『従軍慰安婦』『廓育ち』:興行特別企画価格各1本1100円。
『骨までしゃぶる』:通常二本立てて興行価格1500円-200円(夜間割引)-400円(会員割引)。カップリングの『五番町夕霧桜』は時間の都合で全く見れず。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
従軍慰安婦@ぴあ映画生活
骨までしゃぶる@ぴあ映画生活
廓育ち@ぴあ映画生活
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://fjk78dead.blog.fc2.com/tb.php/5217-79f417b7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)