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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『映画の教室2017下(第五回)』をフィルムセンター小ホールで観て、今回が一番必死さが分かる★★

五つ星評価で【★★★色への必死さ】
フィルムセンターの企画上映「映画の教室2017下」。
全五回で今回のお題は「色彩の探求」
五回目は「白黒フィルム時代の色彩」で、カラーフィルム、カラー撮影機開発前にフィルムに果敢に色を付けた猛者たちの作品集。
メリエスの『月世界旅行』の彩色版みたいなのが主かと思ったら6本のうち、彩色版は1本だけだった。

『元禄快挙 大忠臣蔵』は調色
『新版 大岡政談 第二篇』は染調色
『鼠の留守番』は染色
『春の唄』は染色
『女の叫び』は一部染色
『パテ魔法映画三種』は彩色

①②の調色は白黒の黒の部分(銀)を他の金属と化学変化させて色を付ける方法。①は地が白、像が青になった。「白黒」ではなく「白青」である。像が青になった事で地の白が乳白色のように目立った白になったように錯覚させられる。
②③④⑤の染色はフィルムの白い部分を染料で染める。例えば「赤」で染めたら「白黒」が「赤黒」になる。仕上がりとしてはカラーセロハンが付いているような物だ。②の染色+調色は赤と青が拮抗してドギツイ色でPOPだった。
⑥はフィルム一コマ一コマを塗るという地獄作業。AVのモザイク付ける人に仕事の質が似てると思う。

あたかも色が付いてる映像が当たり前のようであるが、色を付ける事ってそれがない時代には大変だったんだなというのがよく分かった。


【銭】
フィルムセンター一般入場料金520円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
《映画の教室 2017/白黒フィルム時代の色彩》@ぴあ映画生活
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