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『大岡政談 妖棋傳 白狼の假面』『地獄谷の対決』をシネマヴェーラ渋谷で観て、大陰謀に対峙する越前。

特集上映「女優 嵯峨三智子」から1プログラム。
山田五十鈴に娘さんがいたのですね。そういうのは同時代にいないと分からんなあ。その娘さんの映画を集めた特集。

◆『大岡政談 妖棋傳 白狼の假面』『地獄谷の対決』
五つ星評価で【★★★大岡越前映画なのかと思うと浪漫&スペクタクル】
1954年、モノクロ、82分+62分。
これ、前編と後編だ。にもかかわらず後編から見てしまった。後編は大剣劇から始まる。何か変な映画だなと思った。いや、見方が悪かった。
一応、タイトルロールになってる大岡越前はあまりスクリーンには登場しない。ラストの謎解き要員である。
集めれば権力と富が手に入る四枚の銀将を巡って起こる争い、裏切り、現れる謎の仮面の男、そして剣劇。
大岡越前だからこんなアクション映画みたいな内容だとは思わなかった。そのアンバランスな感じが面白い。
いや、大岡越前で大都市を灰燼にきそうとする陰謀みたいな大きな話が出て来るとは思わんかったのでちょっと油断していた。嵯峨三智子は武家の娘役。

般若が半分溶けかかってるようなデザインの「白蝋の仮面」がなかなかカッコイイ。

与力青江役の大谷友右衛門(かな?)はちょっと星野源に似てる。

ちょっと宝の設定には驚いた。これはいいアイデアだ。



【銭】
通常二本立てて興行価格1500円-400円(会員割引)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
大岡政談妖棋傳 白蝋の假面@ぴあ映画生活
大岡政談妖棋傳 地獄谷の対決@ぴあ映画生活
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Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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