『オレの獲物はビンラディン』『トリノコシティ』『セントラル・インテリジェンス』『シンクロナイズドモンスター』『ギフテッド』『KUBO クボ 二本の弦の秘密』『真白の恋』『アトミック・ブロンド』『ドリーム』
- Date
- 2017/12/31/Sun 17:16
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
10本くらいまとめて駆け足レビュー。
◆『オレの獲物はビンラディン』シネマート新宿1

▲ケージ様。
五つ星評価で【★★いつもと違うニコラス・ケイジ】
ニコラス・ケイジが愛国心故に他国でビンラデイン誘拐に精を出す実在のオヤジを演じる。ニコラス・ケイジがいつもと違うな~と思って見てた。そうか、この映画のニコラス・ケイジからは割とどんな映画からでも感じる彼自身の隠しきれない知性が感じられないんだ。映画自体はそんなに面白くないけど、ケイジはなかなかいい役者である事を変に再発見。
◆『トリノコシティ』シネマート新宿1

▲この無機質なデザイン感覚はいいが、有機質な人間が割と邪魔と言えば邪魔。
五つ星評価で【★★ビジュアルの必然性が薄い】
元は人気ボカロ曲だそうで、かかる曲とOPに展開する静止画との組み合わせはクールで良い。
曲を元にした物語はファンタジックな寓話だが、ギミックの転送マシン、弔屋(とむらいや)と名乗る謎の男、少女の諦念とその反発などが曲と強いリンクを感じさせるほど、しっくり来ていない。題名は『トリノコシティ』だが、気を抜くと『トリコノシティ』と何故か間違える。
◆『セントラル・インテリジェンス』新宿武蔵野館2

▲男同士で赤ちゃんプレイ中。
五つ星評価で【★★★つまらなくはないが不安要素がある】
高校時代にハイスクール・キングだった男とデブのいじめられっ子だった男が、中年になって再会。いじめられっ子はCIAのムキムキ・エージェント(ロック様)になっていた。今は冴えない会計士になったハイスクール・キングはCIAの諜報戦争に巻き込まれる。アクション・コメディー。誰を信じていいのかいけないのか二転三転するのはお約束だが、最後までロック様が好人物ではあるが、本当に彼を信じて盤石なのかと言う安心感を持たせてくれずに胡散臭いのが、上手いけどちょっとイヤな点でもある。ロック様は映画終わった直後の次のカットで、いきなり笑いだして身近な人間全員を虐殺してしまいそうな信頼のなさを持っている。そういうの払拭して終わるのが正しいと思うのだけど。
◆『シンクロナイズドモンスター』ヒューマントラストシネマ渋谷3

▲右半身だけ「なーんちゃって」アン・ハサウェイ。
五つ星評価で【★★★アン・ハサウェイ最高】
アン・ハサウェイと韓国の怪獣とがシンクロ。そこに現われた二体目の怪獣。奴の正体は……。へえ~と思った中々のアイデア。アン・ハサウェイはプラダを着こなしても、アル中になっても、怪獣とシンクロしても、アン・ハサウェイであるだけで魅力的で目を離せないことが証明された。アン・ハサウェイである事がアン・ハサウェイの長所なのである。顔立ちがハッキリしててマンガっぽいから、又、こーゆー役に合うのかもしれん。しかし、イライラするからキッチリ系の元彼のエピソードとか全部いらんのじゃないか?
◆『ギフテッド』トーホーシネマズシャンテ1

▲腕の華奢さとかがヤバい。
五つ星評価で【★★★マッケナ・グレイスちゃん可愛すぎ】
マッケナ・グレイスちゃんの腕の細さとかが本当に子供でヤバイ。あの身体に欲情したら本物だ。身体はともかくとして顔立ちが満島ひかりに似てる。あの顔だちは整いすぎてて感情表現が嘘に見えない。
しかし、大人より頭のいい子供と生活するのは大変そうだ。子供に引っ掻き回されない為には大人側も頭が良くなくてはならない。その点、この映画でのクリス・エヴァンスはベーシックに頭が良いことが分かる好演だった。
あと、聖悠紀の『こんぴゅうたあちゃん』にちょっと似てると思った。「こんぴゅうたあちゃん」は少女マンガなので、恋愛要素と差別が絡んでくるのだけど。
◆『KUBO クボ 二本の弦の秘密』新宿バルト9-3
五つ星評価で【★★★何故か溺れるほどには惹かれない】
周りが盛り上がっちゃってるからか、いい出来だとは思うがそんなにのめり込んで好きな感じではない。筋を追うだけでいっぱいいっぱいになって心が動かなくなる事もあるので、もう一回見たら絶賛派に鞍替えするかもしれない。
しかし、クワガタは全身タイツみたいで格好悪いだろう。猿はしっかりニホンザルで好き。
◆『真白の恋』UPLINK FACTORY

▲真白(主人公)。
五つ星評価で【★★★誠実な映画】
知的障害者の初恋をファンタジーにせず、リアルに向きあって撮った。
◆『アトミック・ブロンド』ユナイテッドシネマ豊洲3

▲ザ・アクション野球拳。
五つ星評価で【★★話がダメでセロンはよし】
裏の裏の裏の裏みたいなのが延々続いて何が表かさっぱり分からん。セロン無双と懐メロはよし。
見せ場のゴツゴツした近接戦闘はちゃんと仕上がっているが、セロン側の受けも多い。あんな戦い方をしていたら、パンチ・ドランカーになるだろう。いつも通り変な役に積極的なブテナちゃんは今回はレズ役。
◆『ドリーム』:トーホーシネマズ日本橋5

▲「ドリーム・キャサリンという名前でエグザイルの妹分に……」「いやです」
五つ星評価で【★★★★文句なし】
映画その物は文句なしに面白い。文句なしに面白すぎて褒める言葉も見つからない。まあ、ちゃんとしてるという事です。問題になった邦題「私たちのアポロ計画」は間違いではないが、かと言って、ど真ん中でもない。これでも通る外角ギリギリという所だから、元の題の方がいいというのも言いすぎだと思う。今の邦題『ドリーム』が何のガイドにもなってない題だとしても。
いっそ邦題は『ケビン・コスナーの部長はつらいよ』が良かったかも(良くないわい!)。
【銭】
『オレの獲物はビンラディン』:新聞屋系招待券
『トリノコシティ』:新聞屋系招待券
『セントラル・インテリジェンス』:懸賞当たり招待券
『シンクロナイズドモンスター』:曜日割引+テアトル会員割引で1000円。
『ギフテッド』:会員割引サービス料金
『KUBO クボ 二本の弦の秘密』:映画の日料金1000円。
『真白の恋』:UPLINK水曜1000円均一。
『アトミック・ブロンド』:ユナイテッドシネマ豊洲会員サービス1300円。
『ドリーム』:トーホーシネマズデー1100円
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・オレの獲物はビンラディン@ぴあ映画生活
・トリノコシティ@ぴあ映画生活
・セントラル・インテリジェンス@ぴあ映画生活
・シンクロナイズドモンスター@ぴあ映画生活
・gifted/ギフテッド@ぴあ映画生活
・KUBO/クボ 二本の弦の秘密@ぴあ映画生活
・真白の恋@ぴあ映画生活
・アトミック・ブロンド@ぴあ映画生活
・ドリーム@ぴあ映画生活
▼他のブログにTB付ける余裕がないわ。
◆『オレの獲物はビンラディン』シネマート新宿1

▲ケージ様。
五つ星評価で【★★いつもと違うニコラス・ケイジ】
ニコラス・ケイジが愛国心故に他国でビンラデイン誘拐に精を出す実在のオヤジを演じる。ニコラス・ケイジがいつもと違うな~と思って見てた。そうか、この映画のニコラス・ケイジからは割とどんな映画からでも感じる彼自身の隠しきれない知性が感じられないんだ。映画自体はそんなに面白くないけど、ケイジはなかなかいい役者である事を変に再発見。
◆『トリノコシティ』シネマート新宿1

▲この無機質なデザイン感覚はいいが、有機質な人間が割と邪魔と言えば邪魔。
五つ星評価で【★★ビジュアルの必然性が薄い】
元は人気ボカロ曲だそうで、かかる曲とOPに展開する静止画との組み合わせはクールで良い。
曲を元にした物語はファンタジックな寓話だが、ギミックの転送マシン、弔屋(とむらいや)と名乗る謎の男、少女の諦念とその反発などが曲と強いリンクを感じさせるほど、しっくり来ていない。題名は『トリノコシティ』だが、気を抜くと『トリコノシティ』と何故か間違える。
◆『セントラル・インテリジェンス』新宿武蔵野館2

▲男同士で赤ちゃんプレイ中。
五つ星評価で【★★★つまらなくはないが不安要素がある】
高校時代にハイスクール・キングだった男とデブのいじめられっ子だった男が、中年になって再会。いじめられっ子はCIAのムキムキ・エージェント(ロック様)になっていた。今は冴えない会計士になったハイスクール・キングはCIAの諜報戦争に巻き込まれる。アクション・コメディー。誰を信じていいのかいけないのか二転三転するのはお約束だが、最後までロック様が好人物ではあるが、本当に彼を信じて盤石なのかと言う安心感を持たせてくれずに胡散臭いのが、上手いけどちょっとイヤな点でもある。ロック様は映画終わった直後の次のカットで、いきなり笑いだして身近な人間全員を虐殺してしまいそうな信頼のなさを持っている。そういうの払拭して終わるのが正しいと思うのだけど。
◆『シンクロナイズドモンスター』ヒューマントラストシネマ渋谷3

▲右半身だけ「なーんちゃって」アン・ハサウェイ。
五つ星評価で【★★★アン・ハサウェイ最高】
アン・ハサウェイと韓国の怪獣とがシンクロ。そこに現われた二体目の怪獣。奴の正体は……。へえ~と思った中々のアイデア。アン・ハサウェイはプラダを着こなしても、アル中になっても、怪獣とシンクロしても、アン・ハサウェイであるだけで魅力的で目を離せないことが証明された。アン・ハサウェイである事がアン・ハサウェイの長所なのである。顔立ちがハッキリしててマンガっぽいから、又、こーゆー役に合うのかもしれん。しかし、イライラするからキッチリ系の元彼のエピソードとか全部いらんのじゃないか?
◆『ギフテッド』トーホーシネマズシャンテ1

▲腕の華奢さとかがヤバい。
五つ星評価で【★★★マッケナ・グレイスちゃん可愛すぎ】
マッケナ・グレイスちゃんの腕の細さとかが本当に子供でヤバイ。あの身体に欲情したら本物だ。身体はともかくとして顔立ちが満島ひかりに似てる。あの顔だちは整いすぎてて感情表現が嘘に見えない。
しかし、大人より頭のいい子供と生活するのは大変そうだ。子供に引っ掻き回されない為には大人側も頭が良くなくてはならない。その点、この映画でのクリス・エヴァンスはベーシックに頭が良いことが分かる好演だった。
あと、聖悠紀の『こんぴゅうたあちゃん』にちょっと似てると思った。「こんぴゅうたあちゃん」は少女マンガなので、恋愛要素と差別が絡んでくるのだけど。
◆『KUBO クボ 二本の弦の秘密』新宿バルト9-3
五つ星評価で【★★★何故か溺れるほどには惹かれない】
周りが盛り上がっちゃってるからか、いい出来だとは思うがそんなにのめり込んで好きな感じではない。筋を追うだけでいっぱいいっぱいになって心が動かなくなる事もあるので、もう一回見たら絶賛派に鞍替えするかもしれない。
しかし、クワガタは全身タイツみたいで格好悪いだろう。猿はしっかりニホンザルで好き。
◆『真白の恋』UPLINK FACTORY

▲真白(主人公)。
五つ星評価で【★★★誠実な映画】
知的障害者の初恋をファンタジーにせず、リアルに向きあって撮った。
◆『アトミック・ブロンド』ユナイテッドシネマ豊洲3

▲ザ・アクション野球拳。
五つ星評価で【★★話がダメでセロンはよし】
裏の裏の裏の裏みたいなのが延々続いて何が表かさっぱり分からん。セロン無双と懐メロはよし。
見せ場のゴツゴツした近接戦闘はちゃんと仕上がっているが、セロン側の受けも多い。あんな戦い方をしていたら、パンチ・ドランカーになるだろう。いつも通り変な役に積極的なブテナちゃんは今回はレズ役。
◆『ドリーム』:トーホーシネマズ日本橋5

▲「ドリーム・キャサリンという名前でエグザイルの妹分に……」「いやです」
五つ星評価で【★★★★文句なし】
映画その物は文句なしに面白い。文句なしに面白すぎて褒める言葉も見つからない。まあ、ちゃんとしてるという事です。問題になった邦題「私たちのアポロ計画」は間違いではないが、かと言って、ど真ん中でもない。これでも通る外角ギリギリという所だから、元の題の方がいいというのも言いすぎだと思う。今の邦題『ドリーム』が何のガイドにもなってない題だとしても。
いっそ邦題は『ケビン・コスナーの部長はつらいよ』が良かったかも(良くないわい!)。
【銭】
『オレの獲物はビンラディン』:新聞屋系招待券
『トリノコシティ』:新聞屋系招待券
『セントラル・インテリジェンス』:懸賞当たり招待券
『シンクロナイズドモンスター』:曜日割引+テアトル会員割引で1000円。
『ギフテッド』:会員割引サービス料金
『KUBO クボ 二本の弦の秘密』:映画の日料金1000円。
『真白の恋』:UPLINK水曜1000円均一。
『アトミック・ブロンド』:ユナイテッドシネマ豊洲会員サービス1300円。
『ドリーム』:トーホーシネマズデー1100円
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・オレの獲物はビンラディン@ぴあ映画生活
・トリノコシティ@ぴあ映画生活
・セントラル・インテリジェンス@ぴあ映画生活
・シンクロナイズドモンスター@ぴあ映画生活
・gifted/ギフテッド@ぴあ映画生活
・KUBO/クボ 二本の弦の秘密@ぴあ映画生活
・真白の恋@ぴあ映画生活
・アトミック・ブロンド@ぴあ映画生活
・ドリーム@ぴあ映画生活
▼他のブログにTB付ける余裕がないわ。
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