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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

2017年11月記事書きそこなった映画鎮魂祭

題名まんまです。一月単位で記事書きそこなった奴を1行ずつでも消化していこうと思います。

◆『スター・ウォーズ フォースの覚醒』トーホーシネマズ日劇1
五つ星評価で【★★★あら】
そーかー、こんなんも感想書いてへんかったんかあ。もう大昔な気がする。っつーか、あれね。『SW 最後のジェダイ』公開時の振り返り上映だけど、それ以前の本上映でも感想を書き漏らしてるのね、私。

初見時の感想は、大枠としてSW気分をちゃんと取りつつ、娯楽作品に仕上がってる事に感心した。実に上から目線な感想なのであるが、SWなんて上から目線で見ていい映画なんだもん、やーい、やーい。後、景色がちゃんとSWっぽい。ラストにあの人が出てくるのはまー、原点回帰らしくていい。

二回目見ての感想はSWに黒人はやはりあまり似合わないんじゃないかな。差別する気はない。黒人の黒い頭部の下に付いてるストーム・トルーパーの西洋甲冑みたいなデザインが特に合わないと感じた。ボイエガのゴツゴツした「5秒に1回は差別されてそうな顔」だと、ラテンなランド・カルリシアンと違って違和感が残ってしまうのかもしれない。どちらかと言うと現実感を忘れたくて見たい映画シリーズだから。
それと主役のレイの衣装が妙にかっこ悪く感じた。

こんなとこか。

『スター・ウォーズ フォースの覚醒』タイトル決定時のツイート近辺。
・つまり「理力の朝起ち」か?
・「フォースの覚醒剤」で使いすぎると身体を虫が走るのか?
・SW新三部作タイトル予想
 「フォースの覚醒」
 「フォースの就寝」
 「フォースの起きたり寝たり」


◆『我は神なり』ユーロスペース1
五つ星評価で【★★★★★凄いタイトルだが、タイトルに負けない鬱具合が凄い】
誰かが誰かの神たりえるという事の反対に誰かが誰かの悪魔たりえるという公式を成立させているところがクレバー。
チラシに書いてある「嘘で庶民を惑わす牧師 × 真実をまくし立てる悪魔」という構造が秀逸。牧師は正しくこそないが、完全に正義が欠落した人間でもなく、実は大きな流れの中に使われる歯車アドルフ・アイヒマン的人物である。悪魔も粗暴な地場ヤクザであり、決して英雄として捉えられる人間ではない。組織には刃向かえない梅宮辰夫VSシャブ中とかで手が付けられない川谷拓三の戦いみたいなもんか、いや、その人選じゃ伝わらない。
どっぷり、鬱に浸ってて凄い映画ではあるけど、あと20年くらいは触れなくていいや、勘弁してください、ほっといてください、お願いだから『時計じかけのオレンヂ』のベートーベンみたいに見せるのはやめてくれよな感触の映画。アニメでラース・フォン・トリアーみたいな境地に達したってのは凄いけど、あまり褒めたいベクトルの凄さではない。この監督が実写で『新感染』を後に撮るのだが、鬱具合が薄まったのはみんなにとって喜ばしい事だと思う。鬱じゃなけりゃ成立しない物ってそんなにはない。


◆『花とアリス殺人事件』目黒シネマ
五つ星評価で【★★★★ちょっと面白い実験】
岩井監督は若い女の子を拗らせるという芸風だから、もうそろそろいい年なのにそれ大丈夫?という空気があったのだけどアニメで生身を削ぎ落として対抗手段にしたっつーのが革新的なアイデアで感心した。

ついでに『花と蛇とアリス』とか作って見せてほしい。


◆『鋼の錬金術師』トーホーシネマズ新宿9
五つ星評価で【★★映画としての出来がひどすぎてゲラゲラ。役者陣は皆さん大人なので、自分の出番分はちゃんと頑張ってますし、それぞれの出来はいい、ただ、中央に据えられた山田は違うと思う】
・山田の仕上がりが悪い。エドに似てないし小さくない。演技も普段のバラエティー出てる山田とあまり変わらない。
・本田翼も比較的良くない。これは山田とペアになる役だから引きずられるというのもあるかもしれないが、基本、彼女は滑舌があまり良くないのだ。
・ディーン・フジオカは主役を食う好演。松雪さんと内山くんは原作に上乗せしてる感がある。連佛さんの二の腕の細さとツン胸がいいわあ。大泉洋は凄くちゃんと仕事してて関心する(役者としてはそんなふざけた仕事はしない、ちゃんとしてる人なのだけど、バラエティーの自由さがそう思わせなくしてる/これは戦略として逆にいいかもしれない)。夏菜は出番が少なくていいのか悪いのか分からない。
・ラス30分くらいになるまで小道具・大道具・背景などが本当作り物のように撮影されている。出来たばかりの遊園地を借り切って撮影しているかのような生活感のないロケ地。積極的に汚すべきは汚して、新しい街として作り込んだ『ジョジョの奇妙な冒険』と対照的。

【銭】
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』:旧作公開価格1000円。
『我は神なり』:ユーロスペース会員割引1200円。
『花とアリス殺人事件』:目黒シネマラスト1本割引900円。
『鋼の錬金術師』:何の割引だかは忘れたが1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかなは今回こっぱずかしい状態だから省略。

11/1 『先生! 好きになってもいいですか』東宝新宿11『コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道』新宿バルト9-6
11/2 『光』目黒シネマ
11/3 『氷菓』UCT9『検事とその妹』ヴェーラ
11/5 『やればやれるぜ全員集合』神保町『クレイジーの黄金大作戦』神保町
11/6 『愛のメモリー』文芸坐
11/7 『イット』木場1
11/8 『刺青』FC小ホール
11/10 『ユリゴコロ』丸の内TOEI①『リンキング・ラブ』丸の内TOEI②『ブレードランナー2049』丸ピカ1
11/11 『ジグゾウ ソウ・レガシー』東宝日本橋6
11/12 『マイティ・ソー バトルロイヤル』東宝日劇3★『スター・ウォーズ フォースの覚醒』東宝日劇1
11/13 『ご注文はうさぎですか??』東宝上野3『はいからさんが通る前編』東宝上野8『ラストレシピ』東宝日本橋2『シーモアさんと大人のための人生入門』ギンレイ
11/14 『女神の見えざる手』東宝シャンテ1
11/15 『超能力だよ全員集合』神保町『BRAVE STORM』東宝上野5
11/16 『猿の惑星 聖戦記』東宝日劇1
11/17 『8年ごしの花嫁』ニッショーホール
11/18 『八重子のハミング』ギンレイ
11/19 『予兆 散歩する侵略者』新ピカ10『GODZILLA怪獣惑星』東宝新宿4
11/20 『映画プリキュア・アラモード』バルト9-5『虹をわたって』神保町『ザ・タイガース 世界はボクらを待っている』神保町『米軍が最も恐れた男 その名はカメジロー』ユーロ2★『我は神なり』ユーロ1
11/21 『愛しのノラ』ユーロ1★『花とアリス殺人事件』目黒シネマ
11/22 『楊貴妃』FC小ホール
11/23 『特別版Free! Take Your Marks』新ピカ3
11/25 『探偵はBARにいる2』丸の内Toei②『ジャスティス・リーグ』UCT10
11/26 『機動戦士ガンダム サンダーボルト他1本』東宝上野2★『人妻ドラゴン何度も昇天拳』★『女看護師やすらぎの美乳』★『喪服の義母 敏感な乳房』スター座(成人映画枠で後からまとめて記事にする予定)
11/27 ★『イタズラなKISS プロポーズ編』UCT11(シリーズ映画括り枠で後からまとめて記事にする予定)
11/28 『シンクロナイズドモンスター』HTC渋谷3『ギフテッド』東宝シャンテ1
11/29 『ザ・タイガース 華やかなる招待』『カタクリ家の幸福』文芸坐
11/30 『クボ 二本の弦の秘密』新宿バルト9-3★『鋼の錬金術師』東宝新宿9
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コメント

「花と有栖川有栖殺人事件」だと、なんか雰囲気ちがう。

  • 2020/09/09(水) 06:33:48 |
  • URL |
  • ボー #0M.lfYJ.
  • [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こんちは、ボーさん。

> 「花と有栖川有栖殺人事件」だと、なんか雰囲気ちがう。

続編は「ハイボールとアンクル・トリス殺人事件」

  • 2020/09/09(水) 23:20:14 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

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「花とアリス殺人事件」

昔、実写映画があったなと。見てないけれど。

  • 2020/09/08(火)22:35:53 |
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