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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『希望ヶ丘夫婦戦争』『色情妻 肉の誘惑』シネマヴェーラ渋谷

特集上映「西村昭五郎を再評価する!」から1プログラム。

◆『希望ヶ丘夫婦戦争』
五つ星評価で【★★★★延々と続くほのぼのSEX】
1979年、カラー、69分。初見。
すんげ面白くて見せ場だらけなのだけど、物語としての山場がない。西村昭五郎って変な監督だ。

ごくごく普通の成人映画の尺にチェーンのように濡れ場が挟まってる。
そのどれもが何だか微笑ましく可愛らしい。
浮気をしまくる旦那にしても、ヘトヘトになりながら、死ぬような思いで浮気してるので、何だかとてもそれを責める気にはなれない。まあ浮気くらいするよなあと許容値が下がってしまう。旦那は奥さん、隣の主婦、会社の浮気相手の三人といたすが、妻も旦那、セックスカウンセラー、テニスインストラクターの三人と、隣の主婦も旦那、テニスインストラクター、サークルの男といたす。乱れまくりと言うより「貞淑」という概念がない世界みたいだ。
奥さんも観客自身が妻を見てるような気分で、セクシーよりは可愛らしい安定感を感じてしまう。乳や尻がドーンと映ってるのに、あまりエロく感じないのは不思議な感覚だ(でもだからつまらないという訳でもない)。

映画内のネタで一番面白いのはオナニー男とオナニーサークル。

真昼間の花畑で堂々とオナニーしている男
「クララ・シューマンとやりました。昨日はトイレで榊原郁恵を犯しました。明日は大屋政子とやろうと思います。」チャレンジャーだなあ。その男が通うオナニサークルで映されるオナニー用のブルーフィルム「蛙と乙女」も気が狂っててブラボー。

あと、生野菜にかけるキューピーのドレッシングが凄く旧形態なのが懐かしかった。
懐かしいと言えば、映画内で「11PM」のテーマがかかる。
TVはまだ白黒だが回転式のチャンネルではなく、タッチチャンネルなのが不思議。

これ、さとう珠緒主演の非成人映画としてリメイクされてて、すっかり忘れていたけどそっち側を見た事がある。二本続けて見たい気もする。さとう珠緒シンパなのだ。



◆『色情妻 肉の誘惑』
五つ星評価で【★★オカルト・ミステリー・ポルノ】
1976年、カラー、72分。初見。
占い師の予言が「旦那とやらないと死ぬ」で、妻の友達と占い師と弟子とかで理屈に合うような合わないようなSEX。なんかボーッとしながら間すっ飛ばす感じで寝てしまった。寝てて分からん可能性はあるが、起承転結がしっかりしてないと言うか、だから何がどう繋がってそういう結論なのってのが「オカルト」で誤魔化されて、何もない気がする。あったらごめん。占い師が老婆仕様だけど、まあ、あれは老婆を演じているおっさんにしか見えないなあ。いやまあ、主演の奥さんがあまり好みではなかったというのもあったのでごめんなさいという感じだ。

35ミリをデジタル素材化してるのだが、ぼーっとした感じになってしまって、移行があまり上手く行ってない感じ。同じく35ミリからデジタル素材化してる筈の『希望ヶ丘夫婦戦争』はそんなに違和感なく見れたのだが。物語に乗れないと画面の調子とか無駄に見ちゃうという事だろうか。



【銭】
通常二本立てて興行価格1500円-400円(会員割引)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
希望ヶ丘夫婦戦争〈1979年〉@ぴあ映画生活
色情妻 肉の誘惑@ぴあ映画生活
▼関連記事。
希望ヶ丘夫婦戦争(リメイク)の記事1@死屍累々映画日記・第二章
希望ヶ丘夫婦戦争(リメイク)の記事2@死屍累々映画日記・第二章
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