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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『牡丹燈籠』神保町シアター

企画「東西対決! 輝ける大映男優の世界」の1プログラム。1968年。多分、TVで観てる。

五つ星評価で【★★★本郷功次郎控えめすぎないか】
長屋で寺小屋を開く旗本の三男坊、本郷功次郎。
彼に事故でなくなった次男の後添えとの望まぬ縁談が起こる。
彼は灯籠流しの夜、美しい遊女・赤座美代子に出あう。
彼女は幽霊で、通い妻になり、本郷功次郎ゲッソリってネタみたいだ。

本郷功次郎の隣に西村晃と小川真由美の夫婦が住んでいて、
この夫婦が大金と引き換えならお札を剥すと幽霊に告げる。
この時点で、どちらかと言うと怖いのは人間であり、
幽霊は同情に値する存在に変わっている。
なので、情緒は感じるが恐怖はあまり感じない。

本郷功次郎は清廉潔白で、情にも濃く、形而上の人。
西村晃夫婦は俗物でバリバリ形而下の人。
どちらも極端だと幸せにはなれないという事か。
しかし、真面目純情バカの本郷功次郎より、
もう果てしなく無様でゲスくって俗物の西村晃に目が行ってしまうのはしょうがない。それこそが西村晃の腕(技術)なのだから。

歩く感じを感じさせない幽霊のスーっと言う横移動もなかなか良い(じゃあ、あのカランコロンの高下駄の音は何なんだよとも言えるのだけど)。


【銭】
神保町一般1200円が映画ファン感謝デー料金で1000円、スタンプ付き。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
牡丹燈籠@ぴあ映画生活
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