
▲すげーかっけービジュアルのポスター!
五つ星評価で【★★★点は微妙】
映画シリーズ7作目。基本このシリーズは好きで、既存6本中『クレイジーフォックス』『プリズン・ブレイク』『マッドランド』の3本を見ている。『クレイジーフォックス』『マッドランド』はゲームの仕掛けに新味があり、『プリズン・ブレイク』はゲームその物を主催者を出し抜いて無効化できないかという考えに新味がある。
ちなみに今回は、そういう新味となる要素が薄い。
何が新味であるかと言えば、この7作目自身がTVシリーズ『人狼ゲーム ロストエデン』の続編にあたるという構成だろう(私はこのTVシリーズ未見)。いや、あと、今までの映画ではゲーム参加者同士が知りあいと言うケースは適度にペアになる程度にはいたのだが、今回は全員同級生である。その為、愛憎もつれて、いつも以上にグッチョングッチョンになっている。
この映画の醍醐味は若い姉ちゃん兄ちゃんが過酷な状況を強いられる中、いろんな喜怒哀楽をぶちまけながら、ジャンジャンバリバリ死んでいくというハイホー感に尽きる。人の感情が激昂するような瞬間は見ていて実に面白い。そういう意味では今回もいつも通り、そういうのは楽しい。ただ、多少いつも通りすぎるキライはある。
主役は武田玲奈。この子はフォトジェニックだけど動く姿は実はそんなでもない。
割と学級委員長っぽい容姿に合った役だったと思う。
正義を追及するあまり、どこか壊れていくのは中々いい悲劇感だった。
準主役は二人、小倉優香と上野優華。わざとか「ゆうか」を揃えてきた。
女はこえーね。
あと、それぞれがどのカードを渡されたかが書いていない、完全にネタバレなしのプログラムは最低。おいおいおいおい、その為に買ったのに。きしょー。
【銭】
テアトル会員権で割り引いて1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・人狼ゲーム インフェルノ@ぴあ映画生活
PS トム・ハンクスが出てた『インフェルノ』よりは、
この映画の方がインフェルノしてたと思う。