ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『クソ野郎と美しき世界』トーホーシネマズ渋谷4


▲ポスター。

五つ星評価で【★★全体では甘いんだけど太田光のパートで救われてる(太田光パートだけ★★★★)】
全体は以下四編から成る。
①園子温『ピアニストを撃つな!』
②山内ケンジ『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』
③太田光『光へ、航る』
④児玉裕一『新しい詩』
これに冒頭彼等「新しい地図」のイメージ動画が付く。
映画であるとか、物語性の有無は置いておいて、
このイメージ動画が一番かっこよかった。

そして濃密に映画の空気を持っているのが③であり、
他の①②④は映画に名を借りた遊び(オマケ)の感が強い。
映画は間口が広いから、これでも映画になってしまうから問題ない。

①園子温はどうでもいい。
彼はこういう単純に図式化した構図が好きなんだよなあ。
でも、出来の良し悪しは別として「園子温」の名前を入れておくと
チャレンジングな企画に見えるから重宝。
浅野忠信の「何処の素人だよ」という怪演に大いに笑う。
安岡力也とか竹内力がやりそうな役なのに、
浅野がやると走るスターリンみたい。無駄に詩情がある。

②はアートワークとしてはこんなんかもしれないが、
そんな小学生みたいなオチで面白いのか?
単に面白くないというメタ・ギャグなのか?
尾崎紀世彦はいい選曲。
香取慎吾が歌いたくても歌えないという構造は
現状に対する比喩かもしれないが、
比喩は比喩としてオチはちゃんと付けんといかんやろ。

③は尾野真千子と草彅剛の演技が素晴らしすぎる。

④も特に物語性はない。
新曲披露のためにあるエピソードみたいなもんだが、
曲がそんなに聞いててキャッチーじゃない。残念。
覚えて口ずさんで帰れるくらいの力のある曲じゃないといかんやろ。

こういう試みの一回目としては、これくらいでいいけど
次も同じくらいだと続ける事ができなくなるだろう。

チラシにそっと添えてあるコピー。

誰もが笑えないかもしれない。誰もが泣けないかもしれない。

本当に出来上がるかどうかが分からなかったので、このコピーはかなり本気だと思う。


【銭】
月曜に見に行って満席喰らったからそのまま火曜のチケGET。火曜はメンバーズデー曜日1400円。まー正規料金払おうと思ってたからいいか。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
クソ野郎と美しき世界@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
クソ野郎と美しき世界@タケヤと愉快な仲間達
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コメント

ふじきさん・・・冷静かつ的確だなあ(笑)
僕は太田作品がまさかの③だとは思いません
でしたよ。だってアレが一番まともでしたからね。

東京って満員なんだ?
すごいなあ。岡山は2割ぐらいの客入りでした。
しかも僕以外全て同年代と思われる女性。
元スマップ恐るべし!

  • 2018/04/22(日) 14:58:48 |
  • URL |
  • タケヤ #-
  • [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こんちは、タケヤさん。

太田光のこれは、たけしや松本人志より好きですね。

> 東京って満員なんだ?

私が観たのは渋谷であと3日間だけど1日1回という上映時間だったので渋谷近辺の婦女子が集まった感じでした。同じように場内は女だらけでしたね。

  • 2018/04/22(日) 21:47:24 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

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