イギリス全寮制の公立学校(小学校~高校までっぽい)に在籍したチップス先生の一生。
章立てすると、
・ダメダメ若い教師時代
・旅先での恋
・内助の功による人気教師化作戦
・愛妻の死
・晩年のチップス
みたいなところか。この中で「旅先での恋」が意外に長い。奥さんと出会った事で、彼の感情が開花する。教職を得た当初の彼の授業は知識の伝授にすぎなかったが、彼女との出会いで徐々に相手の事を考える授業に変わっていく。教える者も又、何かを契機に教えられていく。生涯教育である。その後、いきなりの不幸により、チップス先生の生活は停止する。彼の内面で特に何が変わる訳ではなく、長く教え続ける事により名物先生になっていく。この辺、彼の差異に関するウェイトが凄く小さいのに、戦争や罷免問題で少し長め。この辺のバランスがあまり良くなく感じる。
奥さん綺麗でしたわ。ちょっとお転婆な感じが好感持てる。
マルクス兄弟撮った監督か。
萩尾望都や竹宮恵子が描く少年たちはこの映画に出てくるような少年たちなのだろう。
【銭】
期限無期限のシネマ・チュプキの12回券を10000円で購入、1回目使用。シネマ・チュプキはアーティスティックに可愛い小さな映画館でした。居心地とても良し。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・チップス先生さようなら〈1939年〉@ぴあ映画生活
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