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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『レオパルドマン 豹男』『呪われた城』シネマヴェーラ渋谷

特集上映「映画史上の名作16」から1プログラム。

◆『レオパルドマン 豹男』
五つ星評価で【★★豹男見たいじゃん。でも豹男ビジュアルなし】
1943年、モノクロ、66分。初見。
見世物の黒豹が逃げ出して人を襲う。
だが、豹の事件の裏で豹に見せかけて人を殺す豹男がいるらしい。

豹男は映画内で存在するのだけど、コスチュームがない。
江戸川乱歩の「蜘蛛男」が残虐さを「蜘蛛」で表わしてるような
通り一遍の異常犯罪者にすぎない。
この異常犯罪者の心理も細密に紐とかれないまま、
事件はなしくずし的に解決してしまう。そらあかんのやない。

事件を解決する素人探偵が黒豹を逃がして騒ぎを起こしてしまった張本人なので、事件を解決してもあまり晴れ晴れとした気分にならない。心が狭いか?

PS シネマヴェーラ渋谷の当日のBGMは「ピンク・パンサー」。 なかなか洒落てる。



◆『呪われた城』
五つ星評価で【★★★オカルト・ミステリー・サスペンス】
1946年、モノクロ、103分。初見。
貴族の親戚から娘の家庭教師にと言われ、出かけるお上り田舎女。
だが、そこにはギスギスとした罠や問題点が。

貴族のホンボンを演じるヴィンセント・プライスの
軟派調のニヤニヤ顔、明らかに表情は好意に溢れてるのに信用できないような顔がちょっと誰かに似てるけど思い浮かばない。最終的にふじき脳内会議の結果としてヒュー・ハドソン、おヒュー様じゃないかと言う事に相成りました。顔がソックリと言うか、立ち位置みたいな感じがちょっと。



【銭】
通常二本立てて興行価格1500円-400円(会員割引)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
レオパルドマン 豹男@ぴあ映画生活
呪われた城@ぴあ映画生活
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