『機動戦士ガンダム ジ・オリジンⅥ』トーホーシネマズ上野7
- Date
- 2018/05/11/Fri 01:25
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)

▲番犬にならなかったハロ。いや、セキュリティシステムにくらい繫げろよ。
五つ星評価で【★★今回のはつまらん】
なんつか『スター・ウォーズ』のエピソード3からエピソード4への橋渡しと言うか、やっと正史に繋げましたよというだけの映画になってた気がする。
映画の前半がルウム戦役、後半がその戦後処理と言ったところだろう。
前半のルウム戦役でのモピル・スーツの活躍は実に良い。こういう戦艦VSモビルスーツというフォーマットはあまりファースト・ガンダムでは記憶にない。モビルスーツに蹂躙される戦艦が目新しい。それは主人公が乗るマシンがモビルスーツなので、モビルスーツ対モビルスーツの戦いが必然的に多くなったからだろう。でも、この戦いパートは戦術や戦略がそんなに面白くないのでもう少し短く畳んでもよかった。
後半の戦後処理はレビル将軍の発言が伏線もなく、随分と好戦的で腑に落ちない。単にそういう人だったという事か? 見えないカットでデギンにケツでも掘られたか?
そして、なし崩し的に終了して、ファーストガンダムに物語は移行するのだが、こう、単に時系列揃いましたから後はファーストで、という引き継ぎは随分雑に感じる。これで85分1800円か。前回と同様の値段だが、前回はイベント上映としては相応の価格と感じたのだが、今回は満足度が低かったので高く感じた。必要な部分は前回から引き継いでのルウム戦役部分で、これは30分くらいに縮めて前回のラストにくっ付けるのが妥当だったのではないか。六回分ではなく、五回分の上映で足りた気がする。
ラスト、ホワイトベース搭乗者の面々がお約束のように出てくるが、あれは別になくても構わないし。
ジ・オリジンで株を上げたのが男らしいドズル様。今回出番なしのラル、ハモン。割と晩年はマトモくさかったデギン。イヤさが増したギレン、キシリア。ジオン側ばっかだ。
株を下げたのが名前も出ない存在感の薄さのドズルの兄ちゃん、「坊や」という以上に目がお星様だけな超坊ちゃんガルマ。ガルマなんて園児なみの扱いだ。
キシリアのサービスシーンがあるのなら、フラウ・ボウの水着からのポロリくらいあってもなあ。
【銭】
特別価格1800円均一。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
・機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星@徒然なるままに
・機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星@西京極紫の館
PS うお、今回も編集途中で一回吹っ飛んだ。
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