◆『死闘の伝説』
五つ星評価で【★★★「加藤嘉や加賀まりこ、岩下志摩がショットガンを撃ちまくる!」と言われたら見ない訳にはいかない】
1963年、パートカラー、84分。初見。
冒頭カラーの後、凄い退色だなーと思ったら、冒頭とラストだけカラーでど真ん中は全部白黒。
太平洋戦争戦中の超田舎北海道、田舎ののほほん感はなく、疎開してきた都会者に田舎者は冷たく厳しい。
それは田舎の地主息子菅原文太との縁談を岩下志摩が断ったからで、戦地から手を壊して戻ってきた菅原文太は中国で現地娘を乱暴しまくる暴れ者で、同じく戦地から帰ってきた岩下志摩の兄、加藤剛はそれを知っている。田舎者の中でも加藤剛とアチチな関係の娘、加賀まりこ、その父、加藤嘉は疎開者に優しい。
ある日、菅原文太が岩下志摩を強姦しようとしして、はずみで通りかかった加賀まりこに撲殺されてしまう。怒る田舎者。リンチにしようとするが加藤嘉が抵抗する。おっ、加藤嘉、ショットガンじゃねえよ、猟銃だよ。しかし、加藤嘉若い(と言っても中年だがヨレヨレではない)。爺さんになる前から目がうるうるしてる。ちょっと塚本晋也に似てる(目は除く)。加藤嘉、岩下志麻の乳がっつり握るシーンがある。おいおいおいおい。役者の名前は知らないけど、幼女の乳もがっちり握るぞ。そういう役者になら私もなりたい。
菅原文太が獰猛に悪い。東映以前は悪役だったりしたんだよな。悪そうと言えば悪そうな顔だし。
岩下志麻も加賀まりこも若い。綺麗綺麗。可愛い子というよりは美人系。
そして加藤剛が正しすぎる故に見所がない。復讐とかしろや。我を忘れて暴力に溺れるのが映画の醍醐味だったりするじゃろ。
◆『野戦看護婦』
五つ星評価で【★★看護婦の衣装が大昔のピエロみたい】
1953年、白黒、92分。初見。
看護がどうのと言う話ではなく、新東宝らしからぬどっぷり恋話。
いや、そういうんじゃないよ。新東宝らしくエロでいいんだよ。
大昔のピエロみたいなナースルックが野暮ったくて女の子の見分けがつきづらい
外套付きナースルックは黒。何か変なの。
中山昭二主役かあ。
【銭】
通常二本立て興行価格1500円-400円(会員割引)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・死闘の伝説@ぴあ映画生活
・野戦看護婦@ぴあ映画生活
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