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『官能病棟 濡れた赤い唇』ラピュタ阿佐ヶ谷

五つ星評価で【★★★ホラー表現に馴れた物と目を見張る物がある】
企画「新東宝ピンク映画 ラスト・フィルム・ショー」の1プログラム。
2005年。カラー、初見。

ラピュタ阿佐ヶ谷のチラシによると「ピンク映画であると同時に本格的ホラーであるという不可能を可能にした橋口卓明監督の力作。」うむ。成人映画とホラーがちゃんと問題なく同居してる。今の低予算デジタルホラーより映像の作り込みが実にしっかりしている。口裂け女の近寄りは貞子とか俊雄っぽくって、今、見るとちょっとどうかなと思ってしまわなくもないけど、それと併用される気が狂ったような上下パンは今まで見た事がないだけに、久々に、絵の力で「ゾッ」とさせられた。

女優さんが美しく、ホラー部分に頼る事なく、濡れ場も実に綺麗だ。
ちょっとアップ目でスクリーンを肌色が覆う。
芸術映画ぶってロングでただ撮ってるだけみたいな事をしないので好感が持てる。
要はとても裸が綺麗に撮れてるのである。これは綺麗に撮ってやろうという意思がないと撮れない絵だと思う。割と一番後回しにされてる気もするが、女優の綺麗な裸を魅力的に撮れる事はとても大事な事だ。
ラストカットは妥当な落ちだが、何かもう一手加えてやりたい感じ。ちょっとセオリー通りすぎる。


【銭】
一般料金1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
官能病棟 濡れた赤い唇@ぴあ映画生活
官能病棟 濡れた赤い唇@P.G.
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Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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