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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

上野オークラで怪奇大作戦もどきと城定脚本20180720-20180726

旧作が城定監督の脚本作品と知り、急遽、上野に足を運んだ。うむ、大正解。

◆『性鬼人間第二号~イキナサイ~』

▲南梨央奈と、たんぽぽおさむ

五つ星評価で【★★★怪奇大作戦にオマージュ捧げてる奇作】
南梨央奈 主演、桜木優希音、朝桐光、永川聖一、たんぽぽおさむ 出演。
国沢実監督、高橋祐太脚本。2018年のピンク映画。

鬼才と言うか異才と言うか、成人映画でここんとこずっと特撮寄りの作品を作ってる国沢実監督の新作。今回は「怪奇大作戦」オマージュ。ええと、『性鬼人間第一号』と言う前作があるのね。それは未見。

南梨央奈が金髪ヘアピースと黒髪純情バージョン二つの姿で可愛い。濡れ場いっぱい。おっぱいはちっぱい。
報われない科学技術者の復讐ドラマで南梨央奈は復讐者サイド、朝桐光は被害者サイド胸でかい、桜木優希音は捜査員、地味な捜査員スーツはそそる。復讐者の博士が白髪髭面で実に博士らしいのだが役者の芸名が「たんぽぽおさむ」、優しすぎる。
脚本の高橋祐太は一週前に掛かった新作『変態おやじ ラブ・ミー!イッてんだぁ~』の脚本も書いてる。復讐者の博士がどうも最初の濡れ場が童貞喪失くさい。童貞ゼミに呼んだれ。怪奇大作戦オマージュとして作られているが、事故現場で何が起こっているのかが見終わった後でも判然としないのが脚本の一番の問題点だろう。金髪ヘアピース偽装女性にSEXの最中、殺された3人が見た幻影は果たして何だったのか? 後、実際どうやって殺したのかが演出過剰でよく分からない。
あっ、造形、はきだめ造形じゃん。そこはリスペクト。特殊銃かっけー。


◆『痴漢電車びんかん指先案内人』
五つ星評価で【★★★★城定秀夫の脚本に溺れる】
荒川美姫 なかみつせいじ 主演 佐々木基子 サーモン鮭山 出演。 
加藤義一監督、城定秀夫脚本 2007年のピンク映画。初見。

別名「ヒロ子とヒロシ」。思った以上に城定秀夫テイストがダダ漏れていた。流される女ヒロ子は城定監督ピンク最新作『痴漢電車 マン淫夢ごこち』のダメと言えないOL水野君子に強烈にシンクロする。「ヒロ子はそういう女なのである」というナレーションが入りそうだった(順番的には逆なのだが)。そして、そのヒロ子を貪る超ダメ男サーモン鮭山演じる「イケダ」が南海キャンディーズの山里亮太に似てる。故郷を捨てたヒロ子と再会するかとドキドキしながら見てた。そう言えば、このイケダ以外は主要登場人物が一つの痴漢行為が引鉄になってみな幸せになるのだな。そんな成人映画ないよな。珍しい。後味良いのも良いな。『悦楽交差点』もすんごい話だけど前向きで後味は良かったものな。


◆『痴熟女 Gスポットの匂い』
旧題『お姉さんのONANIE』
五つ星評価で【★★栗原良(男優)ったら、もう💛】
国見真菜 主演 栗原良 ジャンク斎藤 平本一穂 出演
浜野佐知監督、山崎邦紀脚本 1993年のピンク映画。

清純そうな国見真菜とゴールインしそうな栗原良であるが、彼の性癖は自分が風俗嬢のようなダメな女の時こそ燃えるクズである事を自覚している。国見真菜を捨てて風俗嬢と結婚しようとするが、国見真菜は実は淫乱で彼の二人の弟、ジャンク斉藤と平本一穂に手を出して姿を消し、栗原良は風俗嬢にも振られる。物語の語り部であるジャンク斉藤が国見真菜を発見するが彼女は名前を変えて新しい恋の最中だった、おま、淫乱妖怪かよみたいな話。

国見真菜が前田敦子とソニンを足して悪い所だけ現出したような顔。それでも若いんだから「熟痴女」って命名はあんまりだろう。

三兄弟が揃って長男栗原良の結婚を心配する絵柄が何となく地獄っぽくって笑った。栗原良を見る度に「西城秀樹」を思いだしてしまう。西城秀樹の要素を持つのに燃える事もなくいつも燻って眉間に皺を寄せて悩んでいる男。その悩み男栗原良が二人の弟にド真面目に性癖を吐露するシーンが悪夢みたいで何かこんなヒドイ見世物があるだろうかという意味で逆に面白かった気がする。


【銭】
上野オークラ、一般入場料金1600円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
性鬼人間第二号~イキナサイ~@PG
痴漢電車 びんかん指先案内人@ぴあ映画生活
痴漢電車 びんかん指先案内人@PG
お姉さんのONANIE@PG
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