
▲スリムな並木塔子(左)とふくよかな百合華(右)。そー言えば、スリムはともかくムスリム(イスラム教徒)は豚は卑しい生き物であるとして、嫌うのだ。まさか「夢のようなスリム」で「ムスリム」とか。相変わらずコジツケが天才的だな、俺。ちなみに並木塔子は百合華が決して嫌いな訳ではないと思う。相反する位置にはいるけど。
五つ星評価で【★★★とても評価がいいけど私は普通。決して嫌いではないけど】
企画「OP PICTURES+フェス2018」で上映された一本。
日本映画で一番外れが少ない(と言っておおよそ間違いない)城定秀夫監督の最新作。ネットやツイッターでの評価はバカに良い。うーん、悪くはないし、愛すべき小品だけど、ドツカレてドーン感がない。
主演は百合華。性格良さそうで癒される。
「豚」と言う題名通りぽっちゃり女子だが、私、そういう性癖はないけど、あっ、この子ならポッチャリもいいかもしれないと思わせる。思わせる女優も女優だが、そう撮ってしまう監督も監督だ。相変わらず濡れ場に眼鏡は欠かせない。変態よのう。
彼女が好きになる適当な男「カズくん」を演じるのは守屋文雄。『痴漢電車 マン淫夢ごこち』のサソリさん(超絶痴漢)やった人。この「カズくん」のダメ男なのにきゅんきゅんがちょっと見え隠れする所が絶妙。彼はああ見えて育ちがいいと思う。目の前の欲望に飛びつきながらも、人に対して否定をしない。彼は優越感も劣等感も持たないし、人に持たせない男。
あと一人、話のキーパーソンとして出てくるのが並木塔子。彼女も育ちが良く、比較的、人に対して劣等感を刺激するような物いいをしたりする印象がないが、これはちゃんと教育で教えられ、抑制している様に見える。

▲並木塔子(左)と守屋文雄(右)
【銭】
一般入場料金1600円だが、テアトルの会員割引+曜日割引が効いて1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・恋の豚@ぴあ映画生活
▼関連記事。
・世界で一番美しいメス豚ちゃん@死屍累々映画日記
スポンサーサイト