◆『乾杯!女学生』
五つ星評価で【★★★女学生だぜ】
1954年、白黒、95分。初見。
井上梅次監督。
画面が女学生(JC&JK)とジャズと赤ん坊で満たされる幸せな映画。
ジャズは井上梅次だけに得意満面でガンガン響く。
しかし、主役のトンちゃん雪村いづみが嘘つきで、
その嘘がばれる事なく、正義の嘘とばかりにOKと
されてしまうのはいかがなものか?
ウルトラ警備隊隊長中山昭二が数学を教え、
七人の侍の薪割武士千秋実が国語にかこつけ愛を教える。
寮に住む女学生は美人多い。それが一番いいなあ。
◆『大虐殺』
五つ星評価で【★★★大虐殺だぜ】
1960年、白黒、94分。初見。
冒頭すぐに始まる大地震、それに続いてどんどん進む世相の乱れと、それに乗じた軍部による朝鮮人、社会主義者を狩り集めての大虐殺。特撮班の頑張りもあって凄く見応えがある。しかし、山場の大きな事件が全部冒頭に集中するので後半は地味な闘争が中心になり、ちょっとキツい。主役は社会主義者側の天知茂でくりーむ有田似にも関わらず超美形なのだが、紆余曲折はあったにせよテロリストを応援するのはちょっと気がひける。
デジタル化した際に上下が合わずトリミングにより、見切れてしまっているようである(オープニングのスタッフロールがデジタル黒味により文字欠けしている)。
【銭】
通常一本立て興行価格1200円-400円(会員割引)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・乾杯!女学生@ぴあ映画生活
・大虐殺@ぴあ映画生活
PS いやあ、「天知茂」を「天地茂」って書いちゃった(今は修正済)
スポンサーサイト