企画「伴淳三郎と三木のり平」から1プログラム。
1955年、白黒、100分、初見。
芸能界でスターになりたい三人姉妹(雪村いづみ、寿美花代、朝丘雪路)と許さない芸人の父親(伴淳三郎)の衝突と邂逅。
予定調和の話に驚きはないが、井上梅次がドラム鳴らしてホーン吹かせたら、それだけでとても気持ちいい音楽とダンスの映画。細かい設定が異常に適当で、三人姉妹は姉妹ワンセットで、それぞれの役割や個性もない。三人姉妹の兄、フランキー堺の役名が「フラさん」、撮影所の助監督役・キリヤマ隊長こと中山昭治の役名は「ショーさん」。何かテキトー。中山昭二、若い頃から苦み走った実直な顔だが、けっこうダンスパートを乗り乗りで踊っていて筋肉もアリーの、なかなかの中山きにんくんなのである。そう言えば当たり前のように伴淳の妻役はいない。この手のよくある設定で男で一つで育てる為に母ちゃんは死んでしまってるのだろうな。
伴淳に関してはまだ面白さを見つけられないでいる。
【銭】
一般料金1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ジャズ娘乾杯!@ぴあ映画生活
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