企画「伴淳三郎と三木のり平」から1プログラム。
1957年、白黒、49分、初見。
短さに釣られて見てしまった。『ちゃっきり金太』もリメイクだが、これも戦前に成瀬が『女優と詩人』と言うタイトルで映画化してるので再映画化作品である(そっちは当然のように未見)。プログラム・ピクチャーの時代だから、この頃はこの頃でコンテンツが足りなかったのかもしれない。
女優として成功してる妻、詩人として大成せず主夫を引き受けてる夫の夫婦喧嘩ドラマ。勿論、悲惨な終わり方にはならず、割れ鍋に綴じ蓋式にまとまってハッピーエンドで終わる。まあ、そうだろ。タイトルの『月と接吻』は『月とスッポン』のモジリ。上手いか下手か微妙なライン。スッポンが三木のり平。月が淡路恵子。何やるにしても上手く進まずピントがずれてる好人物にヤングのり平は似あっている。時代がもう少し後なら藤村俊二でも良かったかもしれない(稼ぎ悪そうで常に変な方を見てそう。でも悪い奴じゃない)。
【銭】
有料入場時に捺印するスタンプ5ケで無料入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・月と接吻@ぴあ映画生活
スポンサーサイト