『パパはわるものチャンピオン』『累』『響』『コーヒーが冷めないうちに』『3D彼女 リアルガール』
- Date
- 2019/11/24/Sun 19:57
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
書きかけのレビューが訳わかんない古さになったので緊急放出(これも)。
◆『パパはわるものチャンピオン』ユナイテッドシネマ豊洲1

▲ゴキブリマスクってヒール以外の何物でもない。
五つ星評価で【★★★ちょっと寺田心は苦手】
映画が土下座をして「お願いですから泣いてください」と懇願してる映画。けっこう演出とか演技で垢抜けない部分も多いのだけど筋肉の説得力で物語がどうとかの論理的な思考がストップしてしまう。プロレスファンの代弁者である仲里依紗の狂いっぷりがチャーミング。寺田心は如才ないんだけど、何かもうちょっと突き抜けた演技もできるんじゃないかな、と邪推してしまう。ちゃんといつもと同じ演技をしている、そんな風に見えてしまう。とても若い彼にそういう事を言うのはお節介かもしれないが、同じ人の役を演じているのでないなら、違った人に見えるように演技をしてもええねんで。日本には丹波哲郎さんみたいなずっと同じって人もいっぱいいるけど別に真似しなくてもいいんやで。
◆『累』ユナイテッドシネマ豊洲5

▲これくらい傷があった方が好きよ(普通じゃない意見です)。
五つ星評価で【★★★特に退屈せんでグングン引きこむ話はええんちゃう】
個人的には私は芳根京子ちあんが好きで、土屋太鳳はつねづね警戒してる。ただ、どちらかと言うとヒールや、なりふり構わぬ役をやる時の土屋太鳳は活きる、いい演技をする。今回はこっち方面。
キスをすると人格と顔の傷が入れ替わるルージュを手段として、芳根京子、土屋太鳳が醜い純粋な子、美しいゲス女をそれぞれ演じるが、その演じ分けは中々両方ちゃんと出来ていて、ようやっとるなあと感心した。
横山くんが出番少なかったからか自然だったのは良し。
何回も偽物が本物を凌駕するような演技をしてきた浅野忠信に「偽物が本物を」と言わせるのもいい趣味。
◆『響』109シネマズ木場1

▲地震があったら不味い部屋。
五つ星評価で【★★★そういや見たなあ】
すげー歪な「アマデウス」。
マンガから抜粋して一つの話として決着が付いてないのが映画として弱いが、キャラクターを魅力的に見せる話としては成功している。
平手友理奈平手友理奈の演技は決して上手ではないが、これは下手でもいい役。
問題はエンドロールにかかるタイアップ曲の方で、本職の歌手として歌が下手な事は恥ずかしいし、みっともない。
希望の見えない小栗旬がイカす。
◆『コーヒーが冷めないうちに』ユナイテッドシネマ豊洲1

▲店長+看板娘。
五つ星評価で【★★★まあまあまあまあ】
「4回泣けます」というキャッチコピーがやっぱりイヤだなあ。泣かなかったけど映画はまずまず楽しんだ。流石脚本奥寺佐和子。
但し、おそらく原作にある設定とその設定を覆すトリックは繁雑すぎて、如何にも「作った」感じなのはよくない。しかし、タイムスリップ物で、舞台が喫茶店内という空間に限定されるのは珍しいというか、こんな話を作るのは大変だ。結局、過去改変は出来ないのだから、本能寺と間違えて喫茶店に織田信長がやってきて、明智光秀に焼き討ちに会うとかくらいやってほしい気もする(しないしない)。
ともかく架純たんかーいーな。きしょー 。
◆『3D彼女 リアルガール』ヒューマントラストシネマ渋谷1

▲イジメ。
五つ星評価で【★★★★中条あやみだもんなー】
中條あやみは人外のように綺麗。あんな綺麗なん3Dであっても逆にリアルじゃない。
そして、こんな真っ当に愛を語る物語になってるとは思わなかった。浸ったあ。
物語の上でのバランスを取るため、「アニメが好きでコミュ障で引きこもり」のグズグズのオタクを佐野勇斗が演じて、その対極として外見が完璧な中条あやみが相手になるのだが、こういうヒエラルキーの差は見ていてやっぱり気分が悪い。そら、その溝を埋めるのが物語だってのは分かるけれど。速水もこみちみたいなオタクはいないのかもしれんが(栗原類ってのがリアルではいるけど、アレはアレでオタクとして世に誇りたいオタクではないのだし)。
【銭】
『パパはわるものチャンピオン』:ユナイテッドシネマ豊洲20周年記念会員価格で1000円。
『累』:ユナイテッドシネマ豊洲20周年記念会員価格で1000円。
『響』:109シネマズ20周年記念価格(毎月20日)で1000円。
『コーヒーが冷めないうちに』:ユナイテッドシネマ会員感謝デー(毎週金曜日)で1000円。
『3D彼女 リアルガール』:テアトル会員割引で1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・パパはわるものチャンピオン@ぴあ映画生活
・累-かさね-@ぴあ映画生活
・響 -HIBIKI-@ぴあ映画生活
・コーヒーが冷めないうちに@ぴあ映画生活
・3D彼女 リアルガール@ぴあ映画生活
▼他のブログにTB付ける余裕がないわ。
◆『パパはわるものチャンピオン』ユナイテッドシネマ豊洲1

▲ゴキブリマスクってヒール以外の何物でもない。
五つ星評価で【★★★ちょっと寺田心は苦手】
映画が土下座をして「お願いですから泣いてください」と懇願してる映画。けっこう演出とか演技で垢抜けない部分も多いのだけど筋肉の説得力で物語がどうとかの論理的な思考がストップしてしまう。プロレスファンの代弁者である仲里依紗の狂いっぷりがチャーミング。寺田心は如才ないんだけど、何かもうちょっと突き抜けた演技もできるんじゃないかな、と邪推してしまう。ちゃんといつもと同じ演技をしている、そんな風に見えてしまう。とても若い彼にそういう事を言うのはお節介かもしれないが、同じ人の役を演じているのでないなら、違った人に見えるように演技をしてもええねんで。日本には丹波哲郎さんみたいなずっと同じって人もいっぱいいるけど別に真似しなくてもいいんやで。
◆『累』ユナイテッドシネマ豊洲5

▲これくらい傷があった方が好きよ(普通じゃない意見です)。
五つ星評価で【★★★特に退屈せんでグングン引きこむ話はええんちゃう】
個人的には私は芳根京子ちあんが好きで、土屋太鳳はつねづね警戒してる。ただ、どちらかと言うとヒールや、なりふり構わぬ役をやる時の土屋太鳳は活きる、いい演技をする。今回はこっち方面。
キスをすると人格と顔の傷が入れ替わるルージュを手段として、芳根京子、土屋太鳳が醜い純粋な子、美しいゲス女をそれぞれ演じるが、その演じ分けは中々両方ちゃんと出来ていて、ようやっとるなあと感心した。
横山くんが出番少なかったからか自然だったのは良し。
何回も偽物が本物を凌駕するような演技をしてきた浅野忠信に「偽物が本物を」と言わせるのもいい趣味。
◆『響』109シネマズ木場1

▲地震があったら不味い部屋。
五つ星評価で【★★★そういや見たなあ】
すげー歪な「アマデウス」。
マンガから抜粋して一つの話として決着が付いてないのが映画として弱いが、キャラクターを魅力的に見せる話としては成功している。
問題はエンドロールにかかるタイアップ曲の方で、本職の歌手として歌が下手な事は恥ずかしいし、みっともない。
希望の見えない小栗旬がイカす。
◆『コーヒーが冷めないうちに』ユナイテッドシネマ豊洲1

▲店長+看板娘。
五つ星評価で【★★★まあまあまあまあ】
「4回泣けます」というキャッチコピーがやっぱりイヤだなあ。泣かなかったけど映画はまずまず楽しんだ。流石脚本奥寺佐和子。
但し、おそらく原作にある設定とその設定を覆すトリックは繁雑すぎて、如何にも「作った」感じなのはよくない。しかし、タイムスリップ物で、舞台が喫茶店内という空間に限定されるのは珍しいというか、こんな話を作るのは大変だ。結局、過去改変は出来ないのだから、本能寺と間違えて喫茶店に織田信長がやってきて、明智光秀に焼き討ちに会うとかくらいやってほしい気もする(しないしない)。
ともかく架純たんかーいーな。きしょー 。
◆『3D彼女 リアルガール』ヒューマントラストシネマ渋谷1

▲イジメ。
五つ星評価で【★★★★中条あやみだもんなー】
中條あやみは人外のように綺麗。あんな綺麗なん3Dであっても逆にリアルじゃない。
そして、こんな真っ当に愛を語る物語になってるとは思わなかった。浸ったあ。
物語の上でのバランスを取るため、「アニメが好きでコミュ障で引きこもり」のグズグズのオタクを佐野勇斗が演じて、その対極として外見が完璧な中条あやみが相手になるのだが、こういうヒエラルキーの差は見ていてやっぱり気分が悪い。そら、その溝を埋めるのが物語だってのは分かるけれど。速水もこみちみたいなオタクはいないのかもしれんが(栗原類ってのがリアルではいるけど、アレはアレでオタクとして世に誇りたいオタクではないのだし)。
【銭】
『パパはわるものチャンピオン』:ユナイテッドシネマ豊洲20周年記念会員価格で1000円。
『累』:ユナイテッドシネマ豊洲20周年記念会員価格で1000円。
『響』:109シネマズ20周年記念価格(毎月20日)で1000円。
『コーヒーが冷めないうちに』:ユナイテッドシネマ会員感謝デー(毎週金曜日)で1000円。
『3D彼女 リアルガール』:テアトル会員割引で1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・パパはわるものチャンピオン@ぴあ映画生活
・累-かさね-@ぴあ映画生活
・響 -HIBIKI-@ぴあ映画生活
・コーヒーが冷めないうちに@ぴあ映画生活
・3D彼女 リアルガール@ぴあ映画生活
▼他のブログにTB付ける余裕がないわ。
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