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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『嘘』シネマヴェーラ渋谷

五つ星評価で【★★★ビックリするような嘘がない】
1963年、カラー、99分。初見。
「嘘」をテーマにした3話からなるオムニバス。
特集上映「映画は大映、ヴェーラも大映」から1プログラム。

1話目「プレイガール」
増村保造っぽいベタっとした女の肉体が前面に出てオラオラオラな映画。
美男子として出演しているジェリー藤尾がバラエティーにも出ていた事を考えると、立ち位置まんまウェンツじゃね?
嘘を付かなければ太刀打ちできないような社会的格差が最初からある事を考えれば、正しくはないけど切ない嘘である。こういうのは貧乏人側に肩入れして見てしまうから、富裕層側から見たらお前らそれはフェアじゃないよ言うかもしれん。

2話目「社用2号」
これ「社用」と「斜陽」が掛かってるのか。景気が悪くなる愛人の話。どんなヒドイ役でもピタっと嵌る感じの叶順子主演。演技ができない女優の役って凄いキャスティングを楽しげに演じている。彼女を清算したいケチ社長が益田喜頓、この人の関西弁、耳ざわりがいい。ゴリゴリ押し付ける風でもなく自然に近寄るくらいの距離感を感じる。喜頓の部下で嘘ついて叶順子に近づくのが川崎敬三。何か失礼だけどそんな感じが似合わなくもない。叶順子バカだけどいい人オーラ全開で終わるが、それでいい役なのかと聞かれれば微妙だ。

3話目「女体」
嘘の範囲設定が明確にならない『羅生門』みたいな。
若い森光子見れたのがちょっとお得な気分(若い頃あったねんな)。

順番付けるなら321。



【銭】
通常一本立て興行価格1200円-400円(会員割引)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
嘘@ぴあ映画生活
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