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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

上野オークラで異常な国沢実新作+深町+友松20181109-20181115+1

あの国沢実の変な方向の新作と深町・友松の旧作に食指が働いた。

◆『ピンク・ゾーン2 淫乱と円盤』

▲左から瀬戸すみれ、佐倉絆、南梨央奈。とても成人映画とは思えないしっかりしたセット。

五つ星評価で【★★★大怪作】
山本宗介 主演、南梨央奈、佐倉絆、瀬戸すみれ 出演。
国沢実監督、切通理作脚本。2018年のピンク映画。

主人公のル・サンチマンの歴史に地球の終焉と異星人と「我々は戦うべきではなかった。愛し合うべきだった」が絡み、女子二人がプラグスーツで大砲発射、そしてSEX。意図的に分からないように書いている事を差し引いても、こんなの普通じゃない。主人公の野郎がとことんまでヒエラルキー下層に追い詰められるが、何かダメ側の存在主張がうるさくて全然同情できない。だが、仮に主人公が山本宗介でなく神木隆之介が演じていたら、彼が佐倉絆に要求する「僕とSEXするまでなんで処女でいてくれなかったんだ?」も許せるんだろうか? 何か許せる気がしてきた。恐るべし神木、恐るべし隆之介。神木隆之介だったらマザコンがバレても、属性として可愛いじゃんとこれも許されてしまう気がする。「隆之介君ったら母親思いね(きゅん)」とか化学反応しそう。ちなみに映画の中の山本宗介はラーメンズの片桐仁っぽい外見なので、そういうの全くなし。人生は厳しいね。

主人公の幼馴染で地下アイドルリア充ヤリマン役は南梨央奈。美人。
主人公の理科大後輩で教授と出来てるヤリマン役が佐倉絆。美人。
主人公の家に突然押し掛ける異星人からの捧げもの、宇宙ダッチワイフが瀬戸すみれ。ちょっと母属性。

見終わった後、何だったのかサッパリ分からないミミズのSEXみたいな怪作だが濡れ場はエロい。


◆『妻の秘密 エロすぎ熟れ頃』
旧題『若妻 しげみの奥まで』
五つ星評価で【★★★川瀬陽太、薫桜子が素晴らしい】
川瀬陽太主演、薫桜子、里見瑤子出演。
深町章監督脚本。 2007年のピンク映画。2回目。

5か月くらい前に見たが、後半寝てしまったので、それを取り戻す為にもう一回見てみるかと思ったはいいものの、同じように後半で陥落した。何だよ、その実人生っぽい悔しい展開。最初の薫桜子の夫との濡れ場でぐいーっと力が入り(ラフなパジャマから零れる巨乳がエロい)、その後、隣の主婦・春咲いつかとの酔っぱらい不倫にそんなに燃えず、そこで緊張が切れて後半頭がシャットダウンしてしまう。全く前回と同じだ。成長ないよ俺。もう一巡はきつかったからやめて帰った。又、忘れた頃にこの映画に出あえるかもしれない。出あえないかもしれない。


◆『わいせつ性楽園 おじさまと私』

▲左から野上正義、水無月レイナ。ブランコカット。

五つ星評価で【★★★★友松監督がこういう善良な映画撮る奇跡】
水無月レイナ 野上正義 出演。
友松直之監督、大河原ちさと脚本 2009年のピンク映画。3回目。

見初めて前に見た事があるのに気づく。遅いよ俺。
音楽の選曲がすこぶる変。あの爺さんに付いてるトロトロしたテーマが変さをぐーっと盛り立てる。
爺さんの映画があると、どうしても若い女性と一緒にブランコに乗せたがってしまう傾向があるのだが、また『生きる』かよと全く思わないのは、二人が自然にそこにいて、いきなり歌とか歌ったりしないからだろう。ブランコも単にベンチ代わりに使っているだけである。
これは映画として本当に良く出来てる。
爺さん(野上正義)の娘、里見瑤子と山口真理が交差する白と黒の濡れ場もゴージャスだがカット変わるごとに劇伴も変える演出がイカレてる(いやいや大層ステキよ)。
ただ、この映画は濡れ場より野上演じる爺さんの無駄のない魅力的な人生訓と、それを観点が違う物として素直に受け入れていくソープ嬢の女の子との交流が面白くて良い。


◆『冷たい女 闇に響くよがり声』
五つ星評価で【★★寝ちゃったからなあ】
池島ゆたか監督 2018年のピンク映画。初見。

これだけ横浜光音座2で新作公開時の10月17日に観た。でも、疲れてると人は映画観れずに寝るのよ。そんな事を何回やっても覚えられないのね俺。と言う事で感想はなし。劇場に足を運んだ宣言だけ軽く上げておくにとどめる。神様がこれ又見させた方がいいというのなら、どこかの映画館でこの映画に巡りあう事もあるだろう。そこで又、寝てしまうかどうかは神のみぞ知る。


【銭】
上野オークラ、一般入場料金1600円。
横浜光音座2、ラスト1本半くらいでの割引で1030円。ここの金額半端でおもろい。消費税3%だった頃の名残か?いや、知らんけど。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ピンク・ゾーン2 淫乱と円盤@PG
若妻 しげみの奥まで@PG
わいせつ性楽園 おじさまと私@PG
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
わいせつ性楽園 おじさまと私@横浜のロマンポルノファンのブログ
▼関連記事。
妻の秘密 エロすぎ熟れ頃(一回目)@死屍累々映画日記・第二章
わいせつ性楽園 おじさまと私(一回目)@死屍累々映画日記・第二章
わいせつ性楽園 おじさまと私(二回目)@死屍累々映画日記・第二章
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コメント

友松監督

「わいせつ性楽園 おじさまと私」は傑作ですよね。友松監督は、稀に(笑)戦争世代のおじいさんを主演にしたイイ映画を他にも撮ってるんですが、照れ臭いのか、普段はあまり思想性を出したがらないんですよね。もったいない気がします。

  • 2018/11/29(木) 20:14:53 |
  • URL |
  • 横浜のロマンポルノファン #-
  • [ 編集 ]

Re: 友松監督

こんちは、横浜のロマンポルノファン

> 「わいせつ性楽園 おじさまと私」は傑作ですよね。友松監督は、稀に(笑)戦争世代のおじいさんを主演にしたイイ映画を他にも撮ってるんですが、照れ臭いのか、普段はあまり思想性を出したがらないんですよね。もったいない気がします。

友松監督はこういう変化球(こっちが直球か)というか、作品傾向がバラバラで読み切れない。上手いんだか下手なんだかも分からない。異色だよなあ。

  • 2018/11/30(金) 12:39:47 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

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