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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『体操しようよ』109シネマズ木場8


▲左が特報チラシ、右が決定稿チラシ。右の方が客を呼べるデザインだけど左のシンプルさも嫌いじゃない。おっかなびっくりの左の正雄に右のニコヤカ正雄がハイタッチしようとしてるみたいな構図になってしまった。

五つ星評価で【★★★できれば草刈正雄の魅力に悩殺されたかった】
最初に「草刈正雄でラジオ体操の映画」って聞いた時、ダメ映画臭というか、ダメで元々なのに博打も打たない臭というか、とりあえずBSかネット配信のどちらかがシャレで作った映画臭というか、ひっくるめて「強い地雷臭」を感じたのはしょうがない。だってそんな企画じゃない。

草刈正雄は普通の定年退職者を演じるというのだ。
割とそれはギャップだと思うのだが、それはグッと来ないどちらかと言うと逆構造のギャップだ。ギャップいらない。普通に真田丸のインチキ親方とかプレイボーイ・スーパースパイで構わない(スパイは過去そういう映画があってつまらなかったけど、とりあえずそれは不問にする)。でもまあ、常人としての草刈正雄は思った以上に違和感はない。それが直接面白い訳ではない。流石に草刈正雄が演じるのだから漏れ出してしまう「チャーミング」があるのだが、役柄の「退屈につまらない男」に負けてしまっているのがちょっと居たたまれない。

そして、これは娯楽映画なのだが、果てしなく粒の小さな娯楽映画なのだ。
物語が起承転結は基よりちゃんとガッチリ出来ているので、積極的に悪くはない。ただ、娯楽映画なのにカタルシスとか貰えないのだ。何だかぼやーっとして人生いいか悪いか比べてみたら51:49でそうそう捨てたもんじゃない的に終わる。いやいや映画なんだから、スカッとするとか、涙で画面が見えないとか、そういうのが欲しい。

常時機嫌が悪い木村文乃は今までにない損な役どころ。
いつも通り何も変わってないのに、味が浸みるっぽくなってきた、きたろうがおいしい役かな。
そーいや、小松政夫がピンポイントで出てた。往年の笑いとか無理に組みこまないとても役者的な使い方なのだけど、何か何もしないのも寂しい感じがする。


【銭】
109シネマズ月一サービスデー(毎月10日)1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
体操しようよ@ぴあ映画生活
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アラビア語でコメントが付いたよ@死屍累々映画日記・第二章
アラビア人に体操をさせない件@死屍累々映画日記・第二章
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体操しようよ

60歳で定年を迎えたシングルファーザー佐野道太郎は、30歳の一人娘・弓子から主婦業の選手交代を言い渡される。 慣れない家事に四苦八苦しながらも暇を持て余すようになった道太郎は、ラジオ体操会のマドンナで喫茶店店主ののぞみから誘われ、公園で行われるラジオ体操に参加することに…。 ヒューマンドラマ。

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