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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『アリバイ』国立映画アーカイブ大ホール

五つ星評価で【★★★ヤング二谷英明&宮口精二】 
特集企画「生誕100年映画美術監督木村威夫」から一本。
ヤング二谷英明と叩きあげ35年宮口精二の刑事バディもの。
奥さんが病気でこれが最後の事件で、科学捜査よりも自分の勘に信頼を置く宮口精二が良い。家庭を顧みない刑事で妻の葬式に来た若い刑事に事件の進展具合を聞き、子供にイヤな顔をされる。昔の「父ちゃん」って、基本みんなあーだったなあ。それにしても、定年というほど老けて見えないのだが何で退職するのだろう。
二谷英明と宮口精二がアリバイを崩そうとするメインの部分はいいが、事件の背後の手形詐欺や口封じのための誘拐など事件が大きくなって筋が見えづらかった。しまった。そこは私がバカだからか。
鈴木瑞穂とか高品格とかが刑事部屋にいると実に刑事ドラマらしい。あと大滝秀治が悪役で「ぬるん」とした感じの中国人を怪演。やっぱりあくどい顔なのだよなあ。黒幕は中国人。近年の歌舞伎町を牛耳るようなチャイニーズ・マフィアと違って、普通の経済活動をしつつ、簡単に悪事を行う怖さが、「中国人」と言う同じような外見で中身のメンタリティーが異なる人種を使う事で説得力を増している。まーそういうのヤバいような気がするが。郷鍈治が誘拐の実行犯でライフルバンバン撃ちまくるようないつもの役柄なのだが、この人東映の人と言うイメージだったけどフィルモグラフィーとか見ると、そもそも日活の人なのね。宍戸錠の弟なのか。そりゃ日活入るわな。
1963年の日活の白黒映画なのだが、ラストカットが事件が解決した東京の夜景。真っ中心に東宝のロゴマーク、そしてその下にネオンで「マタンゴ」。マタンゴは1963年公開のカラー映画なので時期は合ってるのだが、それを見て一瞬、自分の目を疑いつつ、映画の内容がほとんど飛んでしまった。


【銭】
国立映画アーカイブ「映画の教室」全回鑑賞時に貰える一回鑑賞券を使って無料鑑賞。
▼作品詳細などはこちらでいいかな(何も書いてへんけんど)
アリバイ@ぴあ映画生活
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