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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『博打打ち 一匹竜』シネマヴェーラ渋谷

五つ星評価で【★★★★鶴田浩二だよ】
1967年、カラー、89分。初見。
特集上映「任侠映画の世界 滅びの美学」から1プログラム。
彫師になった鶴田浩二が師匠筋をやられながらも耐えに耐え、最後に悪い彫師と一騎打ち。
題材が「彫師」なだけに頭から尻まで刺青もんもん見せまくりつーか、嫌と言うほど本物の刺青が見れる。いやまあ、イヤとは言わねーけど(多少微妙)。物語の中で英国のさるやんごとなき血筋の方に刺青を入れるべく日本刺青グランプリみたいな物が開催され、彫師推薦の刺青が30体褌一丁で集まるのである。普通じゃない。どこからどこを見てもモンモン。で、おそらくそれらの刺青はギャグとして挟まれた山城新伍の物を除いて全部、本物である。もんもん背負ってる人がリアルに怖い。ヤクザ映画で見るような荒くれ者という風ではないのだけど、どこか薄気味悪い。世界が違うからだろう。物語なので、鶴田浩二の背中の一匹竜が満場の拍手でナンバーワンを射止めたりするが、鶴田浩二の刺青は比較すると発色が綺麗。多分、他の30人は背負ってから時間が経ってるので墨が多少、退色してるのだろう。おそらくそれが普通の事なのだと思う。なので、嘘の為に発色のいい鶴田浩二の刺青は映画では引き立つのだった。

鶴田浩二がもうヤクザなのにこんなに善人でいいのか、そして全挙動が申し訳なさそう。ああもう本当に「男」。
天津敏が悪いヤクザ。兄貴の遠藤辰雄が売出中の彫師で、技量のある彫師を目の敵にして鶴田浩二と衝突する。一家の組長だからそれなりの才覚はあるのだが、性根が曲がっているのだ。怖い怖い。
鶴田浩二と絡むいいヤクザが待田京介と山城新伍。待田京介頼りになるけど、顔が怖い。
志賀勝が天津敏のチンピラの一番格下。髪型が変に長髪で不思議ちゃんっぽい雰囲気。
丹波哲郎が旅先の大親分。この人は偉そうにしてると根拠もなく偉そうに見えるから、それはそれでいいのだと思う。グッと来る。
女郎屋の女主人、松尾嘉代、かーいーよ。こんなん絶対女将抱かせろって客が来るよ。



【銭】
会員ポイント9ポイント使用して無料鑑賞。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
博奕打ち 一匹竜@ぴあ映画生活
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