
▲「トルコ目薬」とは面妖な
(左から客、トルコ嬢、ボーイ兼用心棒、ヒモ、ホスト、店長)。
五つ星評価で【★★イツキの秘密の設定は大きなアラ。中盤大きくダレる】
閻魔大王など中国から伝来した地獄観、日本神話の神様やアイテム、妖怪信仰全般などの民俗学リサーチ、これら全てをパラメータ化して、味方同士や敵同士を結合したり、変化させたりして、強い・弱いを争う。何てゲーム的なんだろう。ゲームだからいいのか。この中に西洋の神や悪魔が入ってきても違和感はない。違和感がないのが大問題で、唯一神のエホバを数値化し、他の存在と優劣などつけたら宗教戦争すら起こりかねない(冗談抜きで)。ごっちゃにしても比較的怒ったりしない仏教、神道、土地神信仰とかだけで成り立ってるが、それだってかなり雑な結合だ。まあこれは気づかれないように水木しげるが鬼太郎でもやってるのだが。
「早く妖怪になりたい」と言う人間妖怪ベムで攻めてくるとは思わなかった。
◆『グリンチ』トーホーシネマズ渋谷5

▲目がニコール・キッドマンっぽい。
五つ星評価で【★★★割とグリンチ寄りの人間なので彼には優しく接してあげてほしい】
物語の中でサンタの不在を知る唯一の存在がグリンチなのである。
だから彼も悪いかもしれないけど、そんな彼に幸せを与えなかった社会や政治がもっと悪い。
全身緑ってのはパンクだ。パンク侍みたいに冒頭ムシャクシャしてるだけで人を殺さないだけ、グリンチの方が社会的である。
まあ「ふーの村」に全ふーライフル協会があって、多額の寄付金を村に寄進してて、銃刀器が回りきってたら、グリンチの起こす行動ももう少し違っていたかもしれないが。
【銭】
2018.12.20から一か月間トーホーシネマズのフリーパス使用その2&3本目。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS@ぴあ映画生活
・グリンチ@ぴあ映画生活
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