FC2ブログ

ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ニセコイ』『春待つ僕ら』トーホーシネマズ新宿8,12

◆『ニセコイ』トーホーシネマズ新宿8
五つ星評価で【★★★いい意味で月曜ドラマランド】
かって「月曜ドラマランド」と言う自爆必至と言うか切腹しながら愛や恋や青春を語らうような、アイドル側から抜き足差し足でマンガ・アニメのコンテンツに夜這いを掛けるメディア・プロジェクトが存在した訳だが、いい意味でも悪い意味でもその直系の子孫。どちらかと言うと「いい意味」に捕えてあげたい。
まず、もっとかける事は可能だったかもしれないが、それでもかっての月曜ドラマランドに比べれば予算が1000倍くらい潤沢だ(よく分からんが断言)。
あと、女子三人がかなり出来上がった可愛さ。ラブコメなんて女子が可愛くてナンボじゃ。

金髪・中条あやみの素材の力に唸る。ゴリラ女としての百面相なかなかイケル。つーか、黒髪より金髪にした方が自然で違和感ないって顔の作りが凄い。

▲この明るい色のセーラーが月曜ドラマランド風なんだよな。

黒髪・池間夏海の心根に打たれる。男子はみんなこういういじらしい少女が大好き。

▲地に足の付いた黒髪の常識カワイコちゃん代表。

赤毛・島崎遥香のギャップだけのキャラかよと思わせながら最後のいい人ぶりとかも少年マンガっぽい。少年マンガのラブコメってラッキースケベとかに偏りがちであるが、割と中のキャラクターはピュアだったり、いい奴だったりする。少女マンガの悪役みたいに恋の手練手管で地獄街道を30年放浪させるような「でも恋愛だからしょうがないじゃん」みたいな恐怖キャラはそんなにいない(と、信じる)。

▲地に足の付かない赤毛の非常識カワイコちゃん代表。

その3人を受けて立つ中島健人については仕上がり雑。原作未読だが、原作の絵と脚本の「もやしっ子」と言うセリフが中島健人に当てはまりづらい。イケメンだから「もやし」に見えない(きっとそこそこいい身体だ)。そこは演出で「もやし」に見えるように導くべきだったと思う。
完全にコミックキャラだけの友達男・岸優太は重宝。
ピンクのスーツを着こなすDAIGOのマンガ力も凄い。でももうそこに「ロック」は全く見えないから、もう「ロッカー」と呼ばれない方がいいだろう。

全体、軽いラブコメにしてはちょっと長いか。


◆『春待つ僕ら』トーホーシネマズ新宿12

▲野郎はみんなキャラ立っててなかなかいい仕事をします。

五つ星評価で【★★土屋太鳳は私の仮想敵なので】
土屋太鳳が重い「ぼっち女」を演じる。この人は割とネガティブな演技の方が上手い。役の引き出しがそんなにないので、同じような役を振ると、あまり演じ分けるという事もなく、同じように演じてしまう。だから、飛躍の激しい見た事もないような役の方が面白く、こういうテンプな役はそろそろ後塵に座を譲った方がいいだろう(稼げるうちは稼ぐみたいな事をやってると変な色が付いて、次の座に飛びづらくなる筈だから)。
基本、この土屋太鳳の重度ぼっちを直す道筋が物語になる。はっきり言って自宅自分の部屋に小学生時代の習字「青空」とか貼り出してあるのは引く。それは数少ない褒められた過去なのだ。そんなのをすがるように自室に貼るのは病的だろう。
この重度ぼっち女を治療する為にチャラいバスケキャラ4人と幼馴染キャラが投入される。何かおかしい。同性の友達が近くに一人いるが、応援仲間みたいなのが回りにもう少しできるのがふつう自然な交友関係じゃない?
土屋太鳳は北村匠海に「あんたたちみたいに女子の声援浴びてチャラチャラしてる奴は嫌い」と言う。北村匠海はバスケへの熱情を見せる事によって土屋太鳳内の「チャラチャラ」イメージを否定していく。だが、土屋太鳳が落ち込みそうな時、頑張れと言う意味を込めて北村匠海は土屋太鳳の頭をむちゃくちゃ自然にぽんぽん叩くのである。あんな自然に女子の頭をぽんぽん叩ける奴がチャラくない筈がない。
映画内で花火が上がる度に土屋太鳳は条件反射のようにキスをしてしまうし。
バスケをやる四人組とライバル・バスケ野郎も気持ちがいい奴で、何かバスケやる奴は全員善人みたいなのは物語を軽快にしているが、ふと足を止めて考えると不自然な気もしてくる。
なんか節々、変な映画。

と、思ってしまうのは果たして私の考えすぎなのか?

土屋太鳳の初めての同性の友達になる変なテンションのカメラ女(佐生雪)はおもろくて好き。


【銭】
2018.12.20から一か月間トーホーシネマズのフリーパス使用その5&6本目。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ニセコイ@ぴあ映画生活
春待つ僕ら@ぴあ映画生活
スポンサーサイト



コメント

こんばんは!

頭ポンポンし過ぎ。
そう何回もせんでもええやろて思いました。
土屋太鳳ちゃんはキャッキャウフフした役よりもこういう陰キャラの方が彼女のイメージとして合ってるかも。
「累 -かさね-」を見る予定にしてますが、あの作品ではどういうキャラクターなのかしら。

  • 2019/04/18(木) 20:43:10 |
  • URL |
  • ヒロ之 #-
  • [ 編集 ]

Re: こんばんは!

こんちは、ヒロ之さん。

> 頭ポンポンし過ぎ。
> そう何回もせんでもええやろて思いました。

そんなラブコメ的性感帯を連打せんでもねえ。



> 土屋太鳳ちゃんはキャッキャウフフした役よりもこういう陰キャラの方が彼女のイメージとして合ってるかも。
> 「累 -かさね-」を見る予定にしてますが、あの作品ではどういうキャラクターなのかしら。

「累」はブラックたおたおなので、私は割と好き。

  • 2019/04/19(金) 22:37:58 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

こんにちは!

島崎遥香がここまで可愛く映る映画は珍しい。
常に眉間にしわ寄せているイメージでしたが、これ位キャピキャピした方が断然いいやん、て思いました。
中条あやみちゃん目的で観ましたが、小野寺さんのとことん良い人っぷりに惚れてしまいました。

  • 2019/06/09(日) 15:04:17 |
  • URL |
  • ヒロ之 #-
  • [ 編集 ]

Re: こんにちは!

こんちは、ヒロ之さん。

> 島崎遥香がここまで可愛く映る映画は珍しい。
> 常に眉間にしわ寄せているイメージでしたが、これ位キャピキャピした方が断然いいやん、て思いました。

島崎遥香は割といつもちゃんと演技するので買ってます。で、出番も少ないし、そーゆー特別な演技もしないのだけど『翔んで埼玉』も可愛いのでお楽しみに。埼玉なんてぱるるが娘で、麻生久美子が母だぜ。良すぎる、その家。

  • 2019/06/09(日) 21:22:48 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://fjk78dead.blog.fc2.com/tb.php/5595-65eac5e3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

映画「ニセコイ」の感想

なんてゆーか、やっちゃった感がすごいよね 続きを読む…

  • 2019/01/03(木)12:13:35 |
  • fu iのトラックバック用ブログ

春待つ僕ら

高校入学を機に“脱ぼっち”を目指す少女・美月(みつき)のバイト先に、校内で人気のバスケ部イケメン男子4人組が現れ、一見チャラいがバスケに真剣な彼らとの交流が始まった。 その中の1人、永久(とわ)とは互いに惹かれ合うように。 そんな時、美月は幼馴染みでライバル校の男子バスケ部員・亜哉(あや)と再会し、告白される…。 青春ラブ・ストーリー。

  • 2019/01/02(水)16:19:10 |
  • 象のロケット

ニセコイ

勉強一筋の真面目な高校生・一条楽は、実は極道「集英組」の一人息子。 一方、金髪&ハーフのキョーレツ女子・桐崎千棘は、アメリカのギャング組織「ビーハイブ」の一人娘。 親の組織同士が抗争寸前で、その仲を取り持つため、同級生の2人は強制的に恋人のフリをさせられることに…。 ラブ・コメディ。

  • 2019/01/02(水)16:18:49 |
  • 象のロケット