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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』ユーロスペース2


▲ファッション映画なのに、イカシたファッションの写真少なし。デザイナーはモデルちゃうからなー。

五つ星評価で【★★★なるほど】
「ヴィヴィアン・ウエストウッド」というブランド名を耳にした事はあったが、実際どんなデザインかはよう知らんかった。なんだ、いかれた婆さんだね、イカスね。俺はあんな服はごめんだけどね。着こなす側に覚悟を強いるような服はアルマーニだろうが何だろうがごめんだ。イギリスのパンク出身のデザイナーが伝統的なイギリスでなかなか認められなかったのは、この映画を見た後だとよく分かる。「反骨」だからではない。レース編みのように繊細なところは病的に繊細。性器などメッセージの為なら羞恥心を度外視して開放する。そして色彩が、シックに抑える事も技術的に出来るが、ともかく吐き気を催すほどにビビッド・カラーだ。ヴィヴィアン・ウエストウッドはストレートだが、作られる衣服はどっぷり教科書のようにゲイ・カルチャーだわ。これは伝統を重んずる重鎮に好まれないだろう。
不敵な面構えの婆ちゃんの顔を見てるだけでも映画としては成立する。その顔や声や語る内容に魅力がある。世界を股に掛けて凄い事をやっていたのに、金に疎くて全然破産寸前みたいなエピソードがおかしい。
彼女の二人いる息子が彼女と同等か老けて見えるのが凄い(長男なんて仙人みたいな風貌よ)。


【銭】
ユーロスペース会員割引で1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス@大江戸時夫の東京温度
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ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス

エリザベス女王から「デイム」(女性の称号の一つ)を与えられた英国初のファッションデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッド(1941〜)。 デザイナーとしての躍進と挫折、無一文からの再出発、世界的人気ブランドとして成功するまでの知られざる道のり、公私にわたるパートナーとの関係等が、秘蔵映像と共に語られる、ファッション・ドキュメンタリー。

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