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『クリード 炎の宿敵』『来る』『仮面ライダー平成ジェネレーション』『Fate stay night』東宝日本橋6、府中7,8,1

◆『クリード 炎の宿敵』トーホーシネマズ日本橋6

▲人間核弾頭的な立ち方をしてるドルフと、きんどーさん的な立ち方をしてるスタローン。

五つ星評価で【★★★★ミスターTの息子の出番はないのか】
普通に全然面白い。クリードはスタローンさんと違ってアクの強い顔じゃないので、勝負や人生に対する挫折などはまだまだ小さいのだが、そこにスタローンやドルフの顔が入ってくることで、話の重さや親身さが増す。スタローンもドルフ・ラングレンもいい感じによう老けた。映画には爺さんの顔がよく似合う。ドルフの絵に描いたような低迷ぶりには笑ってしまった。若い時のドルフと違って息子ドルフが異常にスター性がなく、ただ腕っぷしが強いタイプというのも面白い。そして大事な時に又、あの大事なテーマ曲。たまらない。こんなん年末に見てたらベスト10に叩き込んじゃうようなベタな力が強い映画だ。クリード陣営もドルフ陣営も生きづらそうなのが泣ける。

クリードの奥さん誰かに似てる気がする。一作目の感想ブログ読んだ。なるほど黒人にした仲間由紀恵か。
クリードの母ちゃんは、顔と言うより態度が何となくなんだけど、上沼恵美子。
「炎の宿敵」というサブタイトルは違うと思うなあ。


◆『来る』トーホーシネマズ府中7

▲めっちゃええ子やんけ。

五つ星評価で【★★★★おむほら】
フリーパスだからこそ、という事で二回目鑑賞。
力がないのに善人爆発で傷だらけになる小松菜奈のキャバ嬢風なのにバンバンな男気と、そんなんせせら笑う感じで化物寄りにただ強い松たか子の傍若無人な感じが最高。基本はそこに帰結するのだと思う。
岡田准一くんが小さく見えないのは撮影か演出の腕が超絶凄くいいからだろう。
おむほら:オムライスの国の世界の隅っこの方で、「いやだいやだいやだ、オムライスになんかなりたくないーっ」と叫んで黄色に同化されていく黒木華と無言で沈んでいく妻夫木聡がいたら怖いと思う。


◆『仮面ライダー平成ジェネレーション』トーホーシネマズ府中8

▲おまいら全員アマゾンズのおかずになれ。

五つ星評価で【★★おれ、やっぱこの二束三文の設定がイヤだわ】
お祭り映画って言っちゃえばそれまでだけど、中学生が3時間くらいうんうん考えて捻り出したような設定で、全体に雑い。プロの仕事を感じない。


◆『Fate stay night』トーホーシネマズ府中1

▲今年一番の鬱エロ・アニメ。

五つ星評価で【★★話が痛すぎる】
つらいわ。そんなエロ設定ぶち込んで、しかも、みんなどん底に落ちるような流れ。アクション・シーンとそこで流れる音楽は華麗で豪奢。この肉体的なご褒美と物語の鞭が若者をこの物語に引き付けるのであろう。「堕落」としか言いようがない。そんな中、マスターの一人でありながら何から何まで屑い設定を押し付けられてる「屑の頂点」キャラ、間桐慎二のCV神谷浩史の屑演技が素晴らしすぎて堪能する。まあ、この演技の為だけにもう一回というのはきつくてやらんけど(基本、話が無駄に長くて停滞してるよ)。


【銭】
2018.12.20から一か月間トーホーシネマズのフリーパス使用その13~16本目。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
クリード 炎の宿敵@ぴあ映画生活
来る@ぴあ映画生活
平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER@ぴあ映画生活
劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel]II.lost butterfly@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
クリード 炎の宿敵@ここなつ映画レビュー
クリード 炎の宿敵@SGA屋物語紹介所
クリード 炎の宿敵@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER@SGA屋物語紹介所
平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
▼関連記事。
来る(一回目)@死屍累々映画日記・第二章
クリード チャンプを継ぐ男(前作)@死屍累々映画日記・第二章
Fate関連記事リンク@死屍累々映画日記・第二章
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コメント

非公開コメント

>炎の宿敵
これ、もしかしたらブリジット・ニールセンのことではw

Re: タイトルなし

> >炎の宿敵
> これ、もしかしたらブリジット・ニールセンのことではw

スタローン、ドルフ、ブリジット・ニールセンの三人で明らかに今、一番いい生活してそうなのはブリジット・ニールセンでしたからねえ。

こんにちは。

>こんなん年末に見てたらベスト10に叩き込んじゃうようなベタな力が強い映画だ。

正に正に。いやもう既に2019年のベストに叩き込もうかと思っている位ですから(笑)。

アドニスはインテリでひ弱な感じで、ヴィクターは野性味溢れる叩き上げ、といった感じの対比があったような気がしますが、やっぱり血は争えないというか、ファイトに関する遺伝子レベルの何かが2人をリングに上げたのでは…?という風に、若い2人のことを思いました。
年寄り2人については言うに及ばず…ただただイイわ!

Re: タイトルなし

こんちは、ここなつさん。

> 正に正に。いやもう既に2019年のベストに叩き込もうかと思っている位ですから(笑)。

いやあ、あと11カ月はキツイなあ。絶対のように年末にすごく面白いのが攻めてくるもの。

>中学生が3時間くらいうんうん考えて捻り出したような設定で、全体に雑い。

一時期は小学生がその場で考えたような設定の作品を連発してましたから。これでもよくなったのです

Re: タイトルなし

こんちは、伍一どん。

別に差別する訳じゃないけど、義務教育を卒業した人でお願いできないかな。

こんにちは!

私も同じ事を思いました、ミスターTに息子はいないのかと。
まあそんなに「ロッキー3」に思い入れはないのですが。
にしても色々と泣ける要素の強い作品でしたよ、クリードが跪いてプロポーズするシーンでウルッと、てまだ序盤やん!
ストーリーがいいですな、これをスタローンが書いたてのも感慨深いです。

スタローンの演技も良かったですが、これは、格闘技という厳しい世界を描きながら、そのハードボイルドさだけを際立てる、ただ強いだけのドルフと、師弟愛や友情へと持って行く、クリード、ロッキー陣営との闘いが、背景にあると思います。

好きなものとか、ユートピアは、危うい水際にあったとしても、それを守るには、最低限、自我やプライドを守れるだけの自衛本能が必要で、ボクシングといいうのは、選民的でありながら、多くの人々から愛される、というのが、ロッキーが説く処の道ではないか、と思いました。アスリートにとっては、一つの象徴だと思います。

Re: こんにちは!

こんちは、ヒロ之さん。

> 私も同じ事を思いました、ミスターTに息子はいないのかと。

息子ならともかく、娘で親父にソックリだったりしたら泣けちゃうからな。

Re: タイトルなし

こんちは、隆さん。

> スタローンの演技も良かったですが、これは、格闘技という厳しい世界を描きながら、そのハードボイルドさだけを際立てる、ただ強いだけのドルフと、師弟愛や友情へと持って行く、クリード、ロッキー陣営との闘いが、背景にあると思います。

スタローンが「愛だろ、愛」と言ってしまえば15秒で終わった話と言う事か。



> 好きなものとか、ユートピアは、危うい水際にあったとしても、それを守るには、最低限、自我やプライドを守れるだけの自衛本能が必要で、ボクシングといいうのは、選民的でありながら、多くの人々から愛される、というのが、ロッキーが説く処の道ではないか、と思いました。アスリートにとっては、一つの象徴だと思います。

・何故いきなり「ユートピア」が会話の主体になるのかが分からない。
・「危ない水際」何に対してどう「危ない」かが分からないので会話が意味をなさない。
・「それを守るには」前述「危ない」の意味が不明なので「それ」をどのように何から守るのかが分からない。
・私が知る限り「自衛本能」は一般的な言葉ではない。だから、「自衛本能」が「自我やプライド」を守ると言う定義が理解できない。「自我やプライドを守れるだけのベンゾロゴが必要」と意味としては変わらない。世の中の誰もが「ベンゾロゴ」を多く持つ事によって「自我やプライド」を守れるのかもしれないが、それはどこで言われ確定されたかが分からないので、いきなり言われても戸惑ってしまう。
・ボクシングがどう「選民的」なのかが分からない。女子ボクシングもあるし、四肢がある人間なら普通に誰もが出来るスポーツではないのか? 「階級制」はあるが、「階級」の上下で優劣が発生する物ではないので(おそらく)、そこに対して「選民的」とも言えないと思う。
・前提となる文書が上記のように何を言い表そうとしているかが分からないので、「ロッキーが説く処の道」が何であるかが分からない。

自戒も込めて言うのだが、人に言葉を理解してもらうには、自分だけで分かる言葉を使ってはいけないし、人に理解してもらおうと思って書いている訳ではないのなら、他人の庭で叫ぶのはいかがなものかと思う。

少々、ぶしつけだったと思いますが、「ボクシングが選民的」という処で言いたい事がありまして。

ボクシングそのもの、と言うよりは、ドルフ親子のボクシングが、排他的だという事です。後継者は、自身の子供しか許さず、また、唯一、リベンジマッチの使命を継がせる事が出来る存在であり、それゆえ、彼らのボクシングには、父親の怨念と共に、選民的ではないか、という事です。息子ドルフは、愉しくて拳闘をやって居るわけでも無ければ、父親の無念を晴らす事が、目的なわけで、屈強なのにマリオネットである事は、ちょっと可哀そうにも観えました。

Re: タイトルなし

こんちは、隆さん。

> 少々、ぶしつけだったと思いますが、「ボクシングが選民的」という処で言いたい事がありまして。

これ、ずっと意味が分からなかったが「選民的」という言葉の使い方が悪い。「選民的」には隆さんがコメントに書かれているようなそういう意味はない(推測ですが)。「選民的」の「民」は「国民」の「民」とか「民族」の「民」で、普通、一定の地方に定住する国の人や民族を表わす。だから「選民的」と言う言葉は普通ナチスがアーリア民族の優位性を選別するのに使ったなどのように人種差別的なニュアンスか付きまとう。
「ロッキー」シリーズにその考え方はない。
その考え方を展開するならロシアよりはドイツで、優生配合による超アーリア民族戦士とかの敵でなければならない。
他人が言う言葉だから「推察」の域を越えないが、ここでは「選民」を「努力によって選ばれたエリート集団」のような意味で使っているのだ。それは意味が通じない。普通はこの言葉はそういう使い方はしないから。
こういう解読しながら読むのは辛い。こういう言葉は日常会話では出てこないから「話し言葉」を使えばいいんじゃないかな?



> ボクシングそのもの、と言うよりは、ドルフ親子のボクシングが、排他的だという事です。後継者は、自身の子供しか許さず、また、唯一、リベンジマッチの使命を継がせる事が出来る存在であり、それゆえ、彼らのボクシングには、父親の怨念と共に、選民的ではないか、という事です。息子ドルフは、愉しくて拳闘をやって居るわけでも無ければ、父親の無念を晴らす事が、目的なわけで、屈強なのにマリオネットである事は、ちょっと可哀そうにも観えました。

飛雄馬が自分の事を「野球人形」と卑下する辺りの「巨人の星」その物な命題だな。
プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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