◆『野獣群』
五つ星評価で【★★地味な何とも地味な】
1958年、白黒、44分。初見。
浅野辰雄監督(同じシリーズ『殺人と拳銃』の監督)。
かって日本テレビで放映してから映画館でかかった「犯罪捜査シリーズ」の一本。今回は殿山泰司の悪徳刑事もの。が、何となくタイちゃんに感情移入できず、うかうかしてたら終わってしまった。リアルに徹しながらかなり新情報の開示があった『殺人と拳銃』と違い、ドラマ部分に溺れた感じがある。個人的にはこのシリーズでそっちに走らんでもと思ってしまった映画。
◆『女の決闘』
五つ星評価で【★★地味なこっちも何とも地味な】
1959年、白黒、47分。初見。
金子敏監督(誰なんだか全く分からない、、、『七人の侍』の助監督のうちの一人だったりする)。
かって日本テレビで放映してから映画館でかかった「犯罪捜査シリーズ」の一本。ナイトクラブの踊り子の姉妹喧嘩が男を挟んで殺人に展開するような話で、これもドラマ溺れ系。展開が特に面白くとか、あの背景が面白くとかが個人的には感じられなかった。銀座が全く銀座に見えなかった。飲み屋街中心のロケで広い道とか映らないからか?
【銭】
通常一本立て興行価格1200円-400円(会員割引)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・野獣群@ぴあ映画生活
・女の決闘@ぴあ映画生活
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