FC2ブログ

ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『TAXi ダイヤモンド・ミッション』『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』『十二人の死にたい子どもたち』東宝日比谷11,シャンテ1,日本橋2

◆『TAXi ダイヤモンド・ミッション』トーホーシネマズ日比谷11

▲TAXiはともかくとして、一番この映画らしい人物。

五つ星評価で【★これはよく公開したな(後悔したなって出たぞ)】
今時、うんゲロ尽くしかよ。中60分くらい寝たけど問題ない。あと地方のダメ部隊が本当にダメ部隊なのも凄い(活躍してるように見えるけど地方のメイン部隊を邪魔してるだけでしょ)。フランスの姉ちゃんは無駄に綺麗。他の映画でその美貌使えよ。デートムービーに使ってた女が「面白かったねえ」と本心で言ってる風だったんだけど、男よ、その女で本当にいいのか。フリーパス鑑賞で本当に良かった。この映画にお金を使いたくはない。定期券の範囲内だから発生しないのだが、お車代を貰ってもいいくらいの駄作。


◆『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』トーホーシネマズシャンテ1

▲スタンド使いっぽいサリンジャー。

五つ星評価で【★★映画の主役サリンジャーと友達にあまりなりたくない】
サリンジャーは『ライ麦畑でつかまえて』をパスして『ナイン・ストーリーズ』だけ読んだひねくれ者の私です。
偏屈くんが戦争で拗らせてスーパーサイヤ孤立偏屈くんになる話。 人生色々だから不幸だってあるだろうけど、その結果が反映されたにしても、主人公が人の言う事を聞かないいけ好かない野郎だと、やっぱ話としては乗りづらい。役者の実生活は抜きにして(性暴力容疑者俳優)ケヴィン・スペイシーの方が格段に常識人で善人で報われなくて哀しい。役者よのうケヴィン(いや、この文脈での褒めはおかしい)。
全米から彼の人生ダメ小説を読んで、「俺の事を書いたんだろ」と実行力のあるクズが集まってくる描写は怖い。押し寄せてくる得体の知れない元気な『ミザリー』たち。


◆『十二人の死にたい子どもたち』トーホーシネマズ日本橋7

▲大活躍な二人。

五つ星評価で【★★★大前提がおかしいけど、嘘でもこういう空想は面白かろう】
コメディーすれすれの設定。集団安楽死に集まった自殺志願者がみんな喋りたがりなのが違和感あるけど、そういうの取っ払ってトリック物として見ると面白い。何か似たような事を最近書いたな。『刀剣乱舞』か。『12人の怒れる男』よりは『12人の優しい日本人』寄りなのは中心にある謎の解明以上に陪審員(=自殺者)の各個性を一人一人掘り下げていく構成だからだろう。みんなでジンジャエールを持ちよって「ジンジャエー」と言ってほしかった。論理的に道筋を付けて納得したい男子陣より、勝手に暴れまわって自己の欲望を優先しようとする女子陣の方が魅力的。
12人の中で名前を知ってるのは男3人(高杉、北村、新田)、女3人(杉咲、黒島、秘密)。
新田はガタイがいいので病弱に見えづらい。シャッフルしても良かったかも。
杉咲は期待通り、黒島は化けたなあ。
秘密は存在そのものが飛び道具。よくやってる。
名前知らない中では、生命保険とイジメとドモリ、野郎三人が良かった。
12人もいるから多少のまごつきははしょうがない。
一応ちゃんとキャラを混同せずに見れたし、トリックも理解できたので、演出力高いと思う。監督、堤幸彦だから認めたくない人はいっぱいいるだろうが。


【銭】
2018.12.20から一か月間トーホーシネマズのフリーパス使用その22~24本目(今回はこれで終わり)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
TAXi ダイヤモンド・ミッション@ぴあ映画生活
ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー@ぴあ映画生活
十二人の死にたい子どもたち@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー@大江戸時夫の東京温度
スポンサーサイト



コメント

こんにちは!

監督と主役を兼任した俳優が大のシリーズファンで新しアイデアをベッソンに持ち込んで今回の5作目製作が実現したようですが、よくそのアイデアをベッソンは承諾したなと思うレベル。
プジョーも泣きながら空を飛んだことでしょう(もっとまともな映画に使って!!と)。

  • 2019/06/16(日) 14:20:30 |
  • URL |
  • ヒロ之 #-
  • [ 編集 ]

Re: こんにちは!

こんちは、ヒロ之さん。

> よくそのアイデアをベッソンは承諾したなと思うレベル。

ベッソンの税金対策じゃないかな? 映画一本作って決して儲けずにスタッフたちにギャラを配るっていう。

  • 2019/06/16(日) 22:56:25 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

こんにちは!

コメントありがとうございました。
ここまで個性バラバラなのも変だけど、それが「会話」を面白くさせていたように思えました。
自殺志願者だから全員だんまりで下向いていそうだけど、普通の人よりハツラツとしているように見えたんですよねえ、ほんまにお前ら死にたいのか?て位に(笑)。

  • 2019/08/11(日) 13:34:15 |
  • URL |
  • ヒロ之 #-
  • [ 編集 ]

Re: こんにちは!

こんちは、ヒロ之さん。

> 自殺志願者だから全員だんまりで下向いていそうだけど、普通の人よりハツラツとしているように見えたんですよねえ、ほんまにお前ら死にたいのか?て位に(笑)。

みんな本当は死にたくないのかな。毎回、失敗するって(主催者が死んじゃうから毎回必ず失敗はしてるんだよな)。なら12人とかじゃなくて120人とかで一斉にやってもいいんじゃないかな?

  • 2019/08/12(月) 08:02:10 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://fjk78dead.blog.fc2.com/tb.php/5619-76b2d8ce
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

十二人の死にたい子どもたち

「天地明察」「光圀伝」といった時代小説や「マルドゥック・スクランブル」などのSF小説で人気の作家・冲方丁が初めて現代を舞台に描いたミステリー小説を、「イニシエーション・ラブ」「トリック」など数々のヒット作を送り出してきた堤幸彦監督が映画化。あらすじ:閉鎖された病院を舞台に、それぞれの理由で安楽死をするため集まった12人の少年少女が、そこにいるはずがない13人目の少年の死体を見つけたことから始...

  • 2019/02/26(火)18:04:33 |
  • 映画に夢中

TAXi ダイヤモンド・ミッション

リュック・ベッソンが製作・脚本を手がける人気カーアクションシリーズ第5弾。「TAXi(4)」までのキャストを刷新し、マロ役のフランク・ガスタンビドとエディ役のマリク・ベンタルハが新コンビとして登場。2人が企画、製作も担当し、ガスタンビドがメガホンを取った。あらすじ:最高のドライビングテクニックを持ちながら、問題だらけの警官マロはパリ警察から地方都市マルセイユへ左遷されてしまう。赴任先のマルセ...

  • 2019/02/23(土)21:25:03 |
  • 映画に夢中

十二人の死にたい子どもたち

ある廃病院に、安楽死を志願する12人の未成年が集結する。 12人全員の死に方とタイミングが一致するのがルールだった。 ところが、彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇し、奇妙な出来事が次々と起こっていく。 まさかこの12人の中に殺人鬼が…? リアルタイム型・密室サスペンスゲーム。

  • 2019/02/17(日)10:34:04 |
  • 象のロケット

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー

1939年、アメリカ・ニューヨーク。 大学中退を繰り返していた20歳の青年ジェリーは、実家の仕事を継がせようとする父に反発していた。 彼はコロンビア大学の創作文芸コースを受講し、そこで文芸誌「ストーリー」の編集長でもあるバーネット教授と出会い影響を受ける。 だが作家としてこれからという時に太平洋戦争が勃発し、陸軍に入隊することになった…。 実話から生まれたサリンジャーの物語。

  • 2019/02/17(日)10:32:22 |
  • 象のロケット

TAXI ダイヤモンド・ミッション

フランス・パリ警察のお騒がせ警官マロは、地方都市マルセイユへ左遷されてしまう。 管内では、フェラーリなど高級車を操るイタリアの強盗団が、宝石強奪事件を繰り返していた。 彼らに対抗できるのは、秘密兵器を搭載した伝説のタクシー「プジョー407」だけ。 マロは407の持ち主ダニエルの甥で間抜けなタクシー運転手エディと組んで、ダイヤモンドを守ることに…。 アクション・コメディ。

  • 2019/02/17(日)10:31:16 |
  • 象のロケット

「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」:主役がミスキャスト   #ライ麦畑の反逆児 #ひとりぼっちのサリンジャー #サリンジャー

映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』は、J.D.サリンジャーの伝

  • 2019/02/16(土)00:01:30 |
  • 大江戸時夫の東京温度