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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『劇場版エースをねらえ!』ユジク阿佐ヶ谷


▲そう言えば『ピーマン80』の併映作品だった。宣材の絵のタッチが未来志向すぎて気持ち悪い。これ、ヒカシューの『うわさの人類』のジャケットに寄せてない? いや、寄せてないだろうけど、総合的なイヤさが何かある。

五つ星評価で【★★★問題はあるが面白い】
企画「公開40周年記念特別上映」。
1979年。カラー、90分、初見と思ってたら「雨の日は五右衛門蹴とばす」のファースト・カットを覚えてた。おそらく二回目。

絵が美麗。
登場人物がみなスラっと少女マンガスタイルで、肥満児とか一人もいない。みんな脚とか長くて、これはこれで人体描写時の黄金律じゃなかろうかと惚れ惚れする。演出もキッチリ決まってる。問題があるとすればプロットとか、ストーリーだ。これ、物凄く長い話をあちこちツギハギしてどうにかこうにか時間内に収めている。要は話の盛り上がりの「盛り」の部分だけ切ってくっつけてる。すると、次から次へと岡ヒロミが理不尽に高い要求を突きつけられ、それを努力で乗り越えるの連続になってしまう。いわゆる「シゴキ」シーンがずーっと続いてるのだから平坦だ。こんなに平坦であるのに恐ろしい事に退屈しない。なんちゅー演出力の的確さよ。宗方仁コーチに見込まれた岡ヒロミは落語真打試験の百人抜きのように序列を飛ばしてしまう。飛ばされる代表である音羽京子との確執や和解くらいは描くべきじゃないか。この劇場版では音羽京子は可哀想な事にただの抜かされ要員であり(やーらしー意味でなく)、虐めさえさせてもらえないのである。多分、この映画の一番の被害者は彼女。

岡ヒロミは可愛いが相棒の愛川マキが無性にいい奴である(二人とも声、上手かったなあ)。
そして、お蝶夫人と緑川蘭子はやはり30くらいに見える。
宗方コーチと緑川蘭子がソックリ。宗方コーチの母(蘭子の母とは別人)は岡ヒロミに似ているらしい。なんて強力な男親の遺伝子。宗方コーチが岡ヒロミを選抜した理由が思った以上に『B v S』の和解チックなのには唖然としてしまった。

主題歌は旧TVシリーズのが好き。「 ♪ 青春~」って歌詞、ちょっとむず痒いよ。


【銭】
一般料金1500円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版 エースをねらえ!@ぴあ映画生活
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