
▲そう言えば徳永えりってフラガールじゃん。
五つ星評価で【★★★★★こういうの大好き】
何故、こう他人の感情が高ぶってる様は面白いのだろう。
疑惑を持たれる徳永えりは真実などどうでも良く、徐々に徐々に態度や自論を変えていくのが凄い。戦士よのう。
その相手のイケメン木口健太のもうずっといっぱいいっぱいだけどヒステリーになってるだけで自分から事態を好転できないもどかしさの共感度が高い(あまり共感したくない立ち位置だが)。
ヒエラルキーの低い小村昌士がある意味純愛でもいい立ち位置なのに、決して純愛に見えず、誰からも軽い扱い方を変えられないのが映画を安定させている。
秘かに徳永えりを狙っていた先輩・小林且弥がカップルの不和を好機に彼女の肩に手をかける、その肩に掛けられた手を決して自分から振りほどこうとしない徳永えりの腹黒そうな部分。実はこっちの方が狸と狐のカップルで似合いなのかもしれない。
福田麻由子と川面千晶は引っ掻き回す。男はやった・やらないのオン・オフ的な争いなのだが、女はやっていても許せる、許せないという視点。基本、徳永えりの尻の軽さを知っているのかもしれない。
結局、結論は出ずにダンスなのだが、あのダンスがどこか常軌を逸していてついつい注視してしまう。
【銭】
中編作品なので当日一般1200円。ユーロスペース会員割引で-200円の1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・疑惑とダンス@ぴあ映画生活
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