◆『教授と美女』
五つ星評価で【★★★★おもろい。単におもろい。】
1941年、白黒、111分、初見。
百科事典作成の為にカンヅメになってる8人の博識の男達の所に来たのは下品な町の歌姫。ヤクザの情婦やってるこのアバズレが純朴な若い学者に惚れてしまう。こーゆーありそうにないヨタ話をキラキラしたコメディーに仕立て上げるからホークスたまらない。朴念仁のチェリー教授(いやあチェリーやろう)はゲーリー・クーパー。名前は有名だけど初めてかもしらん。すげえガタイに小さな頭が乗っててスクっと立ってスーツ映えするラガーマンみたい。顔の印象はほぼほぼ無い。アバズレの歌姫はバーバラ・スタンウィック、アバズレだけど心は純って役柄はええわあ。
百科事典編纂中の編集室という舞台が国語辞書作成の『舟を編む』と被って面白かった。ゲーリー・クーパー松田龍平かよ! っつーか、そんな特殊な舞台を昔から平然と取りあげていた事に驚く。
◆『今日限りの命』
五つ星評価で【★★ホークスのマジ系メロドラマ。割とこーゆーの向かんかもしれん】
1933年、白黒、114分。初見。
これきつかった。コメディー要素抜きの大三角メロドラマ。死んだと思ったあの人が、でも私は結婚して今ではもう夫が、でもあの人は運命の人、みたいな。私、割とホークスの真面目系面白く思えないんだわ。
シンディ・クロフォード姉さんが最初に出て来る時の服が、どう考えても真っ当じゃない。
【銭】
それぞれ通常一本立て興行価格1200円-400円(会員割引)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・教授と美女@ぴあ映画生活
・今日限りの命@ぴあ映画生活
▼関連記事
・ヒット・パレード(教授と美女のリメイク)@死屍累々映画日記・第二章
スポンサーサイト