FC2ブログ

ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『花園の迷宮』『不連続殺人事件』新文芸坐

新文芸坐の企画「追悼内田裕也スクリーン上のロックンロール」から1プログラム。

◆『花園の迷宮』

▲マトリックスのショットガン・カメラがあったら、ちょっと向きを変えてみたい1枚。

五つ星評価で【★★★内田ロッカーなのに一番声が小さいぞ】
1988年のカラー映画。118分。公開時に見て2回目。工藤夕貴見たくて来た。
内田裕也は内田裕也でいつもの怪演である。映画内で唯一の肉体労働者だけど、戦前の軍人みたいに引きしまっているけどマッチョではないのね。昔の日本のオヤジ的な体型。内田裕也の存在感はいつも通りなのだけど、ロッカーなのに一番小さな声でボソボソしゃべるのはいいんか? とは言え休憩時間に場内で掛かる内田の歌声は凄くかっこいい。
そして、島田陽子と江波杏子と工藤夕貴が良いわ。
島田陽子はもう完全に男前の「島田陽子」という生き物。自分の人生を最後の最後で情欲から破滅させた男に向かって「来いよ、抱いてやるよ」と一喝する様は、ああ、思った以上に凄い役者だと思い知らされた。
その地獄の島田陽子に負けてないのが江波杏子。この人はいつもこういう地獄に棲んでいるイメージだから驚きはないけど。まあ、島田との対比でよりエゲツなさが輝いて良い。
最後に工藤夕貴。もうナイス小便くさい女の子。それでも、島田陽子と張り合うシーンがあって、やっぱ大した役者だなあと思わされる。
連続殺人事件ではあるが一番怪しい人間がそのまま犯人なのでミステリーとしては何か怪しい出来。どちらかと言うと女のドラマとして良い出来。デートムービーに多分向かない映画だが、この映画見ていろいろ話し合えるなら強固な結びつきのカップルになれると思うぞ。


◆『不連続殺人事件』
五つ星評価で【★★謎が謎を呼びすぎ】
1977年のカラー映画。140分(うわ長)。初見。
佐川哲郎って若くても若くない。田村高廣が金田一耕助っぽい衣装だが謎は解かない。桜井浩子(フジ隊員)が大人の服を着てると美人なのだ。あーもーミステリとして成立させる衝立が高くて多くて大きくてさっぱり分からなかった。何だよ、あの登場人物の多さ。しかも、逐次投入されて多くなる(殺されて減りはするが、ミステリの場合、殺された死体でも個性は残るので勘定的には減らない)。


【銭】
新文芸坐の有料入場ポイント8ポイントを使って無料入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
花園の迷宮@ぴあ映画生活
不連続殺人事件@ぴあ映画生活
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://fjk78dead.blog.fc2.com/tb.php/5715-0ab798de
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)