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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ホーホケキョ となりの山田くん』国立映画アーカイブ

◆『ホーホケキョ となりの山田くん』国立映画アーカイブ
五つ星評価で【★★★問題は多々あるが、これはこれで良くない部分も含めてギリ良し】 
特集企画「逝ける映画人を偲んで2017-2018」からの一本。
1999年のカラー映画、103分、公開以来2回目。
まんが映画としてはいろいろ問題があるだろう。
・山場がない。
・大爆笑ネタがない。
・ネタとネタの間の切り分けが悪い。
・タイトルに出てる「山田くん」のウェイトが低い(出番少ない)。

理詰めでダメ出しは簡単なんだけど、
居心地がいい映画である事は否定できない。
一つ一つの小さなネタはどれもつまらなくない(あれ?何かよう理解できんで終わったみたいなのも幾つかある)。ただ、いしいひさいちにしてはおとなしい。どちらかと言うと高畑勲の影響の方が強く出たのかもしれない。通常の3倍の動画枚数を使い、今までにない水彩画のようなタッチ、見た目以上にムチャクチャ金がかかってるらしい。その金に見合う事なく、興行大惨敗だったのは覚えてる。人間国宝が作った一個百万の和菓子みたいなアニメ、贅沢とはこういうもんであろう。作った本人達は最後まで貧乏だったに違いなかろうけど(それはいわゆる手塚の呪縛)。

山田くんのウェイトが低いけど、恋愛ネタとか、かーいらしくてええわあ。
父ちゃんのスピーチもステキ。月光仮面はいらない。
父ちゃんの声、増岡徹ってのはうっすら覚えてたが、母ちゃんの声は朝丘雪路だったのね。全然、分からんかった。


【銭】
国立映画アーカイブ一般料金520円を映画の教室全回鑑賞者特典入場券で無料鑑賞。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ホーホケキョ となりの山田くん@ぴあ映画生活
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コメント

高畑勲展

先日近代美術館に行きました。
平日なので、お客さんが予想より少なかったな。
(休日の手塚治虫やダリは混んでたんだけどねぇ)

これと「かぐや姫」は原画等の資料の展示数が多かった感じ。作画がめちゃくちゃ大変だったことを知ってるからそう感じたのかもしれない。

「ホルス」関係の展示品が、「パンダコパンダ」や「わんぱく王子」の展示品を合わせたのより多かったぞ。
やっぱ「ホルス」には諸々在るんだな。

>人間国宝が作った一個百万の和菓子みたいなアニメ
この技術は何処に行っちゃうんだ。
「かぐや姫」に生かされてんのか?

映画ポスターはオリジナルサイズで見ないとダメだな。
本で見るより、印象が違うわ。

  • 2019/07/29(月) 13:20:27 |
  • URL |
  • ちん入者 #-
  • [ 編集 ]

Re: 高畑勲展

こんちは、先輩。

> >人間国宝が作った一個百万の和菓子みたいなアニメ
> この技術は何処に行っちゃうんだ。
> 「かぐや姫」に生かされてんのか?

「かぐや姫」はこの映画の技術の延長上にあるだろうけど、監督が死んで会社が無くなって、この技術はこの後すたれてしまうのではないかなあ。

  • 2019/07/31(水) 11:42:36 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

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